補強ポイントは上田の抜けた穴と・・・

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【番記者の視点】2試合連続ドローの鹿島 凡戦から見えた2つの補強ポイント

◆明治安田生命J1リーグ▽第21節 札幌0―0鹿島(10日・札幌ドーム)

勝ち筋が見えなかった試合以上に、ディエゴピトゥカの言葉は重かった。「チームとしての内容(戦力の意で解釈)に見合っていない(現状がある)。(今日は)それにふさわしい結果になった。僕たちはテクニックがあって、ボールをつなげるチーム。若い選手もそろっている」。苦悩は言葉だけではなく、みけんにしわを寄せた表情からも感じ取れた。

前節のC大阪戦で3失点し、札幌戦は守備への意識を強く持って試合に入った。ただ、前との距離が離れ、攻撃に転じる時はロングボールを多用。体調不良でFW鈴木優磨を欠いた攻撃陣は孤立し、散発に終わるケースが多かった。一角を担った土居聖真は「(チャンスの形がみえない?)みんな同じようなことを感じていたと思う。我慢の90分だった」と振り返った。

試合を見、選手の言葉を聞くと「策」が不足しているように映るが、タイトルを目指す上では補強の必要性も感じる。まずはベルギーに移籍した上田綺世の穴を埋めるFW。札幌戦で今季初先発したFWエベラウドはまだ昨季の体調不良から復調過程にあることを強く感じさせた。パス、相手、味方の距離感をつかめていなかった。現状は先発の戦力としてカウントすることは難しい。

そこで真っ先に挙がるのは鳥栖に期限付きしているFW垣田裕暉を呼び戻すこと。だが、鳥栖は戦力としてカウントしており、復帰への動きは鈍い。むしろ、他クラブから得点力のあるストライカーを獲得する動きの方が強い。染野唯月の成長に期待するとともに、移籍獲得による上田不在のカバーを考えているようだ。

次に必要なのは、ゲームコントロールができる選手。ピンチがそのまま失点になる「もったいない失点」を減らす存在が必要だ。クラブはそうした意図をもって実績、実力ともに申し分ない選手に迫っていたが、成立しなかった。今後も「ゲームを読む力」を持った選手の補強を検討していくとみられる。

2試合連続引き分けもそうだが、内容面からも今後への不安が募る札幌戦。後半戦へ向けた決断の時が迫ってきている。(鹿島担当・内田知宏)

スポーツ報知より
https://hochi.news/articles/20220711-OHT1T51233.html

上田の抜けた穴と、ゲームコントロールできる選手の補強が必要との指摘です。

上田が抜けたとしても、優磨が攻撃を牽引してくれればと考えていましたが、

優磨を1トップにすると、ゲームをコントロールできる選手が中盤にいなくなるんですよね。

良い選手がいっぱいいるものの、しっかりとゲームをコントロールできる選手が今はいない気がします。

優磨は2トップの一人、または1.5列目や二列目で起用し、

ドーンと1トップに据えた選手の周りでゲームをコントロールする方がいいのかもしれないと感じました。

まあ、二列目でゲームをコントロールできる選手がいればそれも必要ないんでしょうけどね。

じゃあ、だからと言って補強の必要性があるのか、というと、FWはともかく中盤は不要かと思います。

樋口、中村を据えることにより、ボール奪取もゲームメイク力も向上するでしょう。

二列目にピトゥカとカイキを置けば、攻撃力と強さを併せ持つ最強の中盤じゃないですか。

FWは上田が抜けたので確かに駒が足りなくなったのは事実、

でも、鹿島の中盤はすごく豪華であるのは間違いないです。

問題は、監督かな、と思いますけどね。

このフォーメーションと選手のチョイス、交代策などなど、今ひとつ改善されていません。

むしろ、ずっと横ばいって感じがしてならない。

選手と岩政コーチは信じてますが、レネ将がどこまで今の状況を改善させられるのか不安です。

今、どんな補強をしても監督がこのようなサッカーをしていては噛み合うことなく終わりそう。

ロングボール主体で、まったくもってゴールが決まるとは思えない試合でした。

次の試合は天皇杯のG大阪戦。

絶対に勝たなくてはいけない試合です。

もし、ここで落とすようなことがあれば、さすがに許せない。

補強ポイントは上田の抜けた穴と、改善できない監督を代えること。今はそう思ってます。

ただし、ここから連勝街道まっしぐらになったらもちろん潔く手のひら返しをするつもりです。

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