J1第10節 徳島戦の速感
相馬監督の初陣を鹿島らしい形でしっかりと勝つことができました。
これが鹿島。
地味でもいい、勝つことが大事
強いから勝つのではなく、勝つから強いのです。
合終了間際は「早く笛を吹いてくれ」と祈るような気持ちになりました。
いやあ、興奮したわあ。
ではでは、さっそくスタメンから振り返ってみましょうか。
アントラーズ公式ではこのようにTweetされてました。
【4/17 徳島戦】#antlers
スタメン:
GK
沖悠哉
DF
常本佳吾 犬飼智也 町田浩樹 永戸勝也
MF
三竿健斗 レオシルバ 荒木遼太郎 白崎凌兵
FW
土居聖真 上田綺世サブ:
GK
クォンスンテ
DF
広瀬陸斗 林尚輝
MF
永木亮太 遠藤康 松村優太
FW
染野唯月#DAZN https://t.co/t3PE6JOYoP pic.twitter.com/PrE9qp4KG6— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) April 17, 2021
でも、実際の布陣は
荒木を1.5列目に置く形の2トップを採用しましたね。
常本がスタメンなのは意外な感じでしたが、
今日の常本は非常に良かった。
前回のスタメン時に守備で対応できずに失点するシーンがあり、
まだプロレベルでは難しいのかな、という印象があったのですが、
今日はとても良かった。
守備もしっかりやれて、攻撃でも素晴らしいオーバーラップを見せてました。
このまま伸びてくれれば、と思える内容でした。
永戸も今日は良かった。
町田のゴールをアシストしたCKはとても正確で良い弾道でした。
これまで仙台時代のような活躍ができてなくて若干失望していたところもありましたけど
相馬監督のサッカーなら、っていうかザーゴのような異様な戦術でなければ彼の良さが活きることがわかりました。
守備も非常に良かった。
試合序盤のヤバイ場面、試合終了間際の攻め込まれたシーンはヒヤッとしましたが、
広瀬の素晴らしい守備もあって無失点に抑えることができました。
犬飼の守備のアプローチ、町田のカバーリングが効いてましたよね。
2人のCBの前でしっかりと相手の急所を潰す三竿とレオシルバも頼もしかった。
やはりボランチってのはこういうことですよ。
相馬監督の修正がしっかりと効いてました。
攻撃陣については、白崎の意外性のあるパスなどが光ってました。
土居は二列目で奮闘してましたが、彼は1.5列目の方が活きるなあ、と思います。
ここ一番でやさしさが出てしまうのが勿体ない。
もっとエゴイスティックにゴールを狙って良いんじゃないかなあ。
その方は相手にとって脅威になるでしょうし。
上田と荒木のコンビはまあまあ及第点。
荒木がセットプレーのキッカーの一人を任されてるのが嬉しい。
キックの精度、センスがある選手なので早く彼に任せて欲しいと思ってました。
今日は悪天候だったのでシュートが枠を捉えることができませんでしたが、
積極的なプレイは本当に素晴らしい。
上田もシュート4本、GKのナイスセーブでゴールネットを揺らすことはできませんでしたが
攻撃の軸として素晴らしかった。
上田と荒木の課題としては前線からのプレッシングの甘さかな。
エヴェラウドのような迫力あるプレッシングをお願いしたいけど
それができないならできないとしても、積極的に相手にプレスをかけて欲しい。
相馬監督としては今日のスタメンがファーストチョイスになるんでしょうか。
土居の配置以外はとても納得できるものだったので
修正できる箇所をしっかり修正すれば今後も期待できる気がします。
とはいえ、手放しでは喜ぶのはやっぱり危険ですね。
徳島としては非常に厳しい状態でした。
・監督がようやく初采配となる試合
・エース垣田が規約で鹿島アントラーズ戦に出られない
・中2日での試合だった
条件的には相当不利。
この相手に鹿島は辛勝だったわけですから、次節以降はもっとしっかりした戦い方が求められると思います。
勝てたけど、締めるところしっかり締めて次節に挑みましょう。
なんて、言いつつ・・・
めっちゃ嬉しい!!
やっぱり勝利の味は格別です!
鹿島は鹿島らしく勝てばいいんですよ。
ポゼッション率が高くても得点できなくて失点してたら何の意味もないですからね。