快勝の要因は?
改めて昨日の試合を反芻してみると、素晴らしく楽しい試合だったなあって思いました。
それを支えていたのが、やはり樋口だったり、ディフェンスラインだったり、スンテといった守備陣。
後半に相手が選手交代でギアを上げて来た時にバタバタとして失点してしまいましたが、
遠藤選手が百戦錬磨の頭脳にやられたといったところで、ここは反省して改善するポイントですが
逆に言えば、こういうやり方で点が取れるのかと言うのが分かったのは収穫。
今度は鹿島がどこかのチームにこのやり方で点を取れればOK。
攻撃陣が好調なので、ディフェンスで活躍してる選手に注目が集まりにくいですが、
GKのスンテも両SB、両CBの頑張りと成長が凄い。
そして、なんと言っても攻守の要になってる樋口が超凄い。
歴代の14番で最高の選手なのではないでしょうか。
鹿島の歴代のボランチの中でかなり上位に食い込む凄さ。
守備も攻撃のタクトもここまで完璧にこなす選手ってなかなかいないですよね。
若手でまだ出番が無い小川は樋口からどんどん学んで行って欲しいなと思いました。
この偉大な樋口から供給されるボールで鹿島アントラーズはチャンスを作りまくれてます。
FWに上田が居て、その周りで上田や周りを活かしながらも自分でゴールを奪える優磨が居て、
敵からすれば二人を抑えるのも大変なところに、フィットして覚醒したカイキに、常人離れしたスピードの松村が襲って来るわけで、
さらに運動量とスピードのある和泉までゴール前に入って来るとなると、
これはもう迫力満点ですよ。
しかも両SBが深く抉って来るわ、セットプレイでCBが迫力満点な感じで上がって来るわですもんね。
これはこちらからすればこんなに心強いものはありません。
まあ、勝ってるからそう感じるんですけどね。
とにかく慢心することなく、しっかりと勝ち進んで行って欲しいです。
昨日、クラハで練習を見学していたのですが、
選手や他のコーチやスタッフが来るよりもだいぶ先に岩政コーチがグラウンドに来ていまして、
ずっと何やら考えていました。
そして、スタッフたちが合流すると、先ほどまで考えていた練習メニューをスタッフに説明し、
実際にコーチとスタッフでそれを試していました。
指導の前にそのメニューが有用であるかどうかと試してる感じ?
で、さらに暫くして小川たち若手選手が合流してその練習メニューを開始していました。
しっかりと考え、試して、そして丁寧に説明して練習させるという姿に、
やっぱり岩政コーチの存在の大きさを感じることができました。
このコーチがいれば、シーズン中に苦しい時期がやって来てもきっと大丈夫、そんな気がしました。
そういえば、ジーコが来日し、昨日は隔離期間とはいえ、きっと配信で試合をチェックしてくれてるはず。
来日した後の初戦を勝てて本当に良かった。
次も勝って、ジーコに喜んで貰いましょう。