【2022シーズン】 J1 第8節 横浜Fマリノス戦(HOME)の感想
悔しい敗戦となりました。
敗因は間違いなく監督のスタメン選考と交代策。
そのスタメンから振り返ってみましょう。
【4/10 横浜FM戦】
スタメン:
GK
クォンスンテ
DF
常本佳吾 関川郁万 三竿健斗 安西幸輝
MF
ファンアラーノ 樋口雄太 和泉竜司 アルトゥールカイキ
FW
上田綺世 鈴木優磨サブ:
GK
沖悠哉
DF
キムミンテ 小田逸稀
MF
土居聖真 荒木遼太郎 松村優太
FW
染野唯月https://t.co/t3PE6K77CX pic.twitter.com/kgy220tvED— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) April 10, 2022
まさかの福岡戦と同じスタメンでした。
連戦、しかもアウェーゲームから戻って来たところでまた同じスタメン。
過密日程という中でこれは驚きました。
前半の終了間際あたりからアラーノがガス欠気味になり、
後半は完全にカイキがガス欠
優磨も後半の絶好のチャンスで相手と交錯した時に怪我か足が攣ったかで動けなくなり、
完全に横浜FMにペースを握られてしまいました。
横浜FMは前の試合から先発メンバーを大幅に入れ替えて挑んだとのことで、
後半になっても運動量が落ちませんでした。
鹿島は全員の脚がどんどん止まって行き、精度も欠いて行きました。
前半の良い流れの時に決めていればこんなことにはならなかったんでしょうけど、
カイキのヘディングシュートは決まらず、
39分のサイドライン際の突破からのドリブルの後の優しいパスをアラーノがキックミスで台無しにしたり、
上田がGKと一対一の場面で正面に蹴ってしまったり
疲労で精度を欠いていたのが原因の一つと考えられます。
結局、昨年と同じく横浜FMに3失点を喫してしまいました。
昨年は5ゴールを奪いましたが、今季はそうは行きませんでした。っていうか、そうそう5点も取れるわけなし!
しかも、交代策が最悪。
まずはミンテのボランチが機能しないのは前節で明らかになったはずなのに、またもやボランチとして交代。
ボランチとCBでは守備の仕方が違うし、味方同士の連携の仕方も違うしわけで、
ミンテを投入するのなら本職のCBのポジションにして、
ボランチが本職の三竿をボランチにしないとダメでしょう。
そして、荒木の投入が遅すぎる。
ゲームメイクする力、確かな技術、ゴールへの意欲を持った荒木をなぜ起用しないのか。
U-21代表から戻ったばかりで疲労を考慮してるのかな、と思っていたら、福岡戦でも起用しないわ、今日もスタメンで起用しないわ、
流れを変えたいところで投入せずに結局荒木を投入したのが85分って、無理でしょうね。
あと、気になったのが
レネ将って試合中に細かい修正の指示がないんですよね。
監督が俯瞰で状況を確認しつつ細かい修正をしないのは疑問。
大岩みたいな地蔵監督タイプなのか、選手任せなのが気になります。
ここまで良い調子で勝って来たとはいうものの、
下位のチーム、つまり調子の悪いチームとの試合が続いていたことと
岩政コーチが作って来た土台のおかげで勝てただけなのかも、と思ってしまいました。
だって、ホームで9連勝中のチームに敗ける、しかも惨敗ですからね。
前節の福岡戦を交代枠を残して終了し、
連戦での上位のチームとの対戦で固定メンバーで挑んでガス欠で負けてしまうというのは
マネジメント力に疑問を抱いてしまいます。
せっかく前半は攻守が激しく入れ替わる見応えのある試合だっただけに非常に残念だし、凄く悔しい結末でした。
今日のようなスタメン選びと交代策では上位チームには勝てないので、
レネ将にはしっかりと反省して貰いたい。
そして、土居はキャプテンなんだからもっと存在感を出して欲しかった。
途中交代とはいえ久しぶりに掴んだ出番を空気になって無駄にしてしまった感じ。
期待してるし好きな選手だけにここも非常に残念でした。
とにかく、しっかり修正して次は絶対に勝ちましょう!