課題を克服することでアップデート
札幌戦の後半はかなり苦戦しました。
後半に樋口の正確なFKをカイキのヘッドでゴールを奪うことができましたが、
冷静に見返すと、後半の立ち上がりから札幌が攻勢を仕掛けて来てました。
で、J.LEAGUE.JPのシャ監督の談話を見るとこんなことを言っておられました。
ハーフタイムでどのような指示を与えたのか?
ハーフタイムに監督が何か指示して良くなれば、私が指示したからだと思われるかもしれませんし、逆に悪くなれば何を話したんだとよく言われます。いろんな見方がある中で、ハーフタイムに選手に指示したことは、少し立ち位置を変えたというのと、3バックにして、ワンアンカー、2トップ、2シャドーという形をとりました。(前節で)広島が鹿島と対戦したときに採用していたフォーメーションですが、3バックのビルドアップに対して1アンカーの深井(一希)がいて、2シャドーのところに青木と駒井(善成)、2トップのところにミラン(トゥチッチ)と(中島)大嘉にしました。少し自分たちのやり方を変えた。そういう中でボールを動かせ始めた、攻撃が機能し始めたというところはあります。J.LEAGUE.JPより
https://www.jleague.jp/match/j1/2022/051404/recap/#coach
ということで、札幌は後半からシステムを修正して来てたんですね。
ボコボコにやられた広島戦のシステムを参考にして来たようで、
鹿島アントラーズの弱点が浮き彫りになってしまいました。
控え選手の出来も良くなったというのはやっぱりあるのかもしれませんが、
そもそも広島戦のフォーメンションを今後どのように攻略するかが今後を戦って行くポイントになりそうです。
この課題をしっかり克服して、こまめにアップデートして行ってくれればと思います。
そうすることでチームとしての引き出しも増えるし、若手も成長するでしょうし。
それにいずれにしても、主力の一部を休ませることに成功したことは大きいです。
試合勘を取り戻せば中村亮太朗をはじめとした実力派は凄いプレイをしてくれるでしょうし、
染野も「俺がやらなきゃ」と奮起してくれるでしょう。
次戦のルヴァン杯のG大阪戦では控えに回って来た選手がきっと見事な戦い方で勝利してくれるはず。
レベルの高いポジション争いに繋がり、チームさらにレベルが上がることが期待できると信じてます。