良い守備から良い攻撃

スポンサーリンク

打倒川崎のカギは「良い守備から良い攻撃」。鹿島“ファーストディフェンダー”土居聖真のやるべきこと

「もっと精密に、戦術的に、ボールの奪いどころを見つけなければいけない」

相馬アントラーズの強みのひとつが、高い位置から果敢に奪いに行くアグレッシブな守備だ。その意味では、ここ最近はワントップで起用されることが多い土居聖真にとり、オフェンス面での仕事に加え、ディフェンス面でのタスクも重要になってくる。

本来は攻撃センスに溢れるアタッカーだが、守備も手を抜かず、やりがいを感じながら、献身的にこなす。

「ファーストディフェンダーになる回数は多いですし、何気ないプレスひとつでも気をつかって、片方を切りながら行ったり、わざとCBに持たせて引っ掛けさせたり、その駆け引きの楽しみ方もあります」

成功体験となったゲームもある。5月12日の名古屋グランパス戦、スタンディングで自分たちより上位にいるチームに1本のシュートも打たせず、2-0で完勝を収める。「良い守備があったからこそ、良い攻撃が目立つ試合だった」。個々の奮闘とチーム全体の組織的な守備が機能し、チャンスを確実にモノにする。会心の勝利だった。

5月最後の試合は、川崎フロンターレの敵地に乗り込む。周知のとおり、今季ここまで無敗で首位を独走する強敵だ。「いかに良い守備から良い攻撃にもっていくかは、ひとつキーになる」と土居はイメージする。

「攻撃は自分の好きにやっていますけど、守備のところでは周りと連動して。そこをもうひとつふたつ、ギアを上げたり、精度を高めないと、っていう相手なので。試合の中でも、もっともっと話し合ってやれれば」

強度を上げつつ、クオリティにもこだわる。

「前線からアグレッシブに行くチームはたくさんありますけど、ただ前から行くのではなくて、もっと精密に、戦術的に、ボールの奪いどころを見つけなければいけないと思う」
現体制となって整理された守備の部分でどれだけ優位に立てるか。

「どこでボールを取れるかは、やってみないと分からない部分はありますけど、それをかいくぐるのがうまいチームですし、そこの際(きわ)はひとつポイントになる」

熟練のビルドアップ、破壊力抜群のアタックが売りの川崎に対し、磨き上げた守備で相手のリズムを狂わせることができれば、勝機はグッと高まるはず。「簡単な試合にならないと思います」と気を引き締める土居は、「しっかりみんなで手を取り合って、厳しい試合を乗り越えていきたいし、そこで勝てばさらにチームとして強くなると思います」と意気込みを口にした。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストweb編集部)

サッカーダイジェストwebより
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=92037

 

単にアグレッシブに前線から守備をするのではなく、
きちんと狙いどころを明確にして戦術的に守備の質を高めるとのこと。

相馬監督の体制になり、大幅に守備が改善されて完封勝利を重ねることができています。
しかし、そうならずに崩壊した試合もあれば、完封はしたものの相手が精度を欠いたことで救われた試合もありました。

今日の相手は川崎なので、精度を欠いたプレイなどは皆無だと思った方が良い。

隙を作ったらそこに牙を剥いて来る相手ですので、

事前の打ち合わせだけでなく、試合の中で修正を重ねながらしっかりと守備の精度と強度を上げて行って欲しい。

相手は攻撃の核を担う選手が多いのも無敗で来てる大きな要因。

そこをどうやって潰して自分たちのペースに持って行くか、その鍵はやはり前線からの効果的な守備と

攻撃陣が少ないチャンスでも決め切る決定力が重要になりそうです。

土居のファーストディフェンダーとしての活躍と、点取り屋としての活躍に期待してます。

読んで下さってありがとうございます。
応援していただけると励みになります。
にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ