ビビらずにアグレッシブに!
“ストップ・ザ・川崎”に挑む相馬アントラーズ。アグレッシブに、一枚岩となって勝点3を掴みに行く
「トゥーマッチなリスペクトになってはいけないと思っています」
シーズン途中の指揮官交代を受けてスタートした相馬アントラーズは、立ち上げから公式戦10戦無敗と快進撃を見せた。
5月22日のJ1リーグ第15節サガン鳥栖戦で“初黒星”を喫したが、続くセレッソ大阪戦では勝利。負けを引きずらず、反発力を見せたチームは、満を持して首位を独走する川崎フロンターレ戦に挑む。
川崎戦を翌日に控えた29日のオンライン取材に応じた相馬直樹監督にその心境を訊けば、「試合までは、少し冷静かもしれないですね。いろんなことは考えています」と応じる。
川崎は開幕から負けなしの15勝4分の成績で、勝点49と断トツの成績でスタンディングのトップに立つ。昨季からの無敗記録「24」はJ1最長の数字だ。
その圧倒的な強さを鹿島指揮官も十分に理解している。「自分たちが思うようなゲームができるなんてことは正直、思っていません」。難しいゲームにどう臨むか。
「できないことを探すより、できることを探したほうがいいと思っているので、どれぐらい自分たちが積極的にできるか、そこかなと思っています」
持ち前のアグレッシブな戦いをどれだけ表現できるか。どのチームも“ストップ・ザ・川崎”を期すなかで、かつての強さを取り戻しつつある相馬アントラーズにかかる期待は決して小さくない。意地を見せたい。
「チャレンジャーではあるけど、トゥーマッチなリスペクトになってはいけないと思っています。そこのところだけ、間違わないようにしなければいけない」
今はまだ“挑戦者”である鹿島。「全体の意思が揃うことが大事」と、一枚岩となって勝点3を掴みに行く。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストweb編集部)
サッカーダイジェストwebより
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=92053
圧倒的な強さを誇る川崎戦を前に相馬監督は冷静でいるようです。
さすがです!
「できないことを探すより、できることを探したほうがいいと思っているので、どれぐらい自分たちが積極的にできるか、そこかなと思っています」
「チャレンジャーではあるけど、トゥーマッチなリスペクトになってはいけないと思っています。そこのところだけ、間違わないようにしなければいけない」
相手は強いけれど、ビビらずにやろうぜってことですね。
積極的に自分たちがやるべきことをしっかりやることで、
チャンスは作れるし相手の攻撃も封じ込める。
そう思っています。
確かに強いんですよね。無敗ですし。
でも、ビビったら何もできないし、異様に警戒して引いてしまっても隙ができるだけ。
相手の凄さにビビッて気後れしてしまうことってスポーツ経験者ならあると思いますが、
あれって、その時点で負けですよね。
うわ、コイツ上手いなって思わせたら技術だけでなくメンタルでも相手が上回ってしまう。
だから、そうならないようにしなくてはならない。
小笠原満男のように、早い段階でその芽を潰して
「これなら行ける」というメッセージをイレブンに根付かせるようなプレイを三竿あたりがやってくれると非常に助かります。
とにかくビビらずに、アグレッシブに闘って勝利を掴みましょう。