鹿島アントラーズの3番
鹿島アントラーズの3番と言えば秋田豊、岩政大樹、昌子源です。
強さを持ち、ディフェンスリーダーであること
そしてチームを勝たせる選手であること
ゴール前の全責任を負うことが出来ること
この3人は本当にそういう3番でした。
動画を見て、岩政がリーグ優勝の時に号泣していたあの涙の意味が凄く分かりました。
責任を背負って、ずっと闘って来たからこその涙だったんですね。
秋田にしても、昌子にしても、本当に鹿島の3を背負った選手は偉大でした。
鹿島で一桁番号を背負うことの重さというものを動画内で岩政が語っていましたが
本当にその通りだと思います。
必ずしも「生え抜きだけが背負うべき」とまでは言いませんが
鹿島アントラーズ内での競争に勝ってポジションを掴み
そして、チームを勝たせることができる選手であること証明した選手こそが着けることができるものでなくてはならない。
そういった意味では、昨今の背番号の扱いが軽いものであるとしか思えない。
なぜ移籍して来た選手にいきなり背負わせるのか?
奈良に3番、杉岡に5番を着けさせたのは納得が行かない。
奈良は川崎で能力を証明する活躍をしていたのは認めますが、
鹿島の3を背負うことができる責任と覚悟があったのか、また怪我が長引いている中での入団だったわけですから、3を与えるのは早計だったとしか言いようがない。
結局、出場機会を求めて1シーズンで鹿島の3を捨てて出て行きました。
鹿島の3はこんな軽い番号じゃない。
鹿島アントラーズの伝統というものを深く理解し、尊重し、覚悟を持てる選手が背負うべき番号です。
杉岡にしてもポテンシャルがあるのは認めるし、すごく期待もしています。
しかし、奈良とどうように鹿島で何も証明できてないし、チーム内のポジション争いで勝ってない選手が着けるべきではありません。
シーズン途中で鹿島の10番を捨てて移籍する選手が2人も続いたこととか
レギュラーが背負う番号が軽く扱われていることに違和感が募ってました。
勝たせられる選手であること、背番号を背負う責任と使命感、歴代の選手へのリスペクトを持てる選手に背負って貰いたい。