完敗、そしてルヴァン杯敗退から一夜明けて・・・
完敗から一夜明けても気持ちは全然上がって来ず。
そりゃそうだ。
敗退だもの。
リーグ戦が上位チームが連敗街道に入って鹿島が連勝街道に入らない限り優勝は無いという状況の中、現実的に狙うことができたタイトルはルヴァン杯と天皇杯だけでした。
それだけにまずはルヴァン杯は本気で獲りに行かなくてはいけなかった。
リーグ戦との過密日程は確かに大きな問題ではあったけど、
だからこそ、必要なリソースを名古屋との第一戦に集中させるべきだったんですよね。
そりゃ理想は国内タイトル3冠をすべて勝ち獲るというのだけど、
前述した通り、リーグ戦はザーゴのせいでスタートに失敗して川崎と横浜FMに大きく離されてる以上、
ルヴァン杯に集中すべきだった。
そうしてると信じていたんだけど、名古屋との試合までの選手起用が「え?大丈夫?」と思えるものだったし、
永木をはじめ、スタメンを十分に張れる選手がほかにもいるのだから、4~6月の過密日程の時に見せた巧みなやり繰りをしてくれるのだと思っていました。
あの時はカップ戦よりもリーグ戦に主力を集中させるやり方だったので、
今回は名古屋戦に向けたローテーションをして来るのかなあ、なんて思っていたら全然違いました。
全タイトルを獲りに行って何も獲れなかったっていうのが過去にあるわけで、
フロントもそれを分かっていながら助言はできなかったのかなって思います。
これでは大岩と同じ過ちを繰り返してしまうんじゃないか、と残念んい思いました。
熊谷コーチが辞任した背景は、相馬監督の意見の食い違いなんだろうなって思います。
そうでなければシーズン中に引き抜きがあったようではないので、本当にそういうことなのかもしれませんね。
大丈夫か、相馬監督。
これで現実的には天皇杯しか残っていないので、
もうリーグ戦で上位に食い込んでACL出場という目標は一旦忘れて、
天皇杯を本気で獲りに行くべきだと思います。
とにかくワイド攻撃に弱く、裏を取られたら簡単に絶体絶命のピンチが連発するというサッカーは見直しましょう。
これでは裏を取られて即ピンチが連発していたザーゴサッカーよりも脆いです。
シーズンはまだまだ残ってるし、天皇杯はまだ掴みに行けるわけですから
しっかりと立て直して貰いたい。
っていうか、小笠原満男をコーチにしてベンチに座らせるべきじゃないかな。
96年に優勝した時にジョアンカルロスの横に座っていたジーコのような存在が今は絶対に必要だと思います。