J1 第18節 仙台戦の感想
思うところはたくさんありますけど
まずは、冷静にスタメンから振り返ってみましょうか。
【6/20 仙台戦】#antlers
スタメン:
GK
沖悠哉
DF
常本佳吾 犬飼智也 町田浩樹 永戸勝也
MF
レオシルバ ディエゴピトゥカ 土居聖真 荒木遼太郎
FW
エヴェラウド 上田綺世サブ:
GK
早川友基
DF
林尚輝
MF
ファンアラーノ 三竿健斗 松村優太 小泉慶 白崎凌兵#DAZN https://t.co/t3PE6JOYoP pic.twitter.com/u9luTiTPuK— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) June 20, 2021
うーーーーーーーん。
またしても三竿はベンチスタートとなりました。
相馬監督はレオシルバとピトゥカのコンビをベースにボランチを考えるようですね。
三竿のコンディションに問題が無いのであれば、三竿を軸に考えて欲しいなあ。
冷遇して移籍されたら取返しがつかない。
どうしてなんだろう。
別に三竿を凄く推してるわけじゃないけど、
今の鹿島にはメンバーのお手本になれて、苦しい時にチームを支えることができるチームリーダーの存在が必要だと思うんですよ。
それを担えるのは誰か?と言ったら、三竿かなと思うのです。
中盤で献身的にプレイが出来て、味方に厳しいことも言えて、闘争心剝き出しにボールを狩り獲ることができる選手といえば、
三竿かなと思うんです。
このまま飼殺して試合勘を鈍らせてしまうようなことが無いようにしていただきたい。
特に今日の試合は、そんなリーダー不在の感じが凄くありました。
チームとしてのまとまりが感じられないというか、選手それぞれのベクトルのズレを感じました。
ロングフィードはズレる、クロスもズレる、サイドチェンジのタイミングを見逃すなどなど。
水曜日の天皇杯の圧勝劇で慢心してしまったのかもしれませんが、
こういう時に現場監督になれる選手がいて欲しいと思いました。
ピトゥカとレオシルバはどちらも良い選手ではありますけど、
リーダーになれるところまで行ってないので、起用方法を見直すべきかと思いました。
PA付近までボールを運ぶものの、サイドで無駄に切り返してクロスを入れるタイミングを逸してしまうことが何度もあったり、
かと言ってクロスを上げても味方に合わなかったり、頭上を越えたり、ファーに誰もいなかったりと
見ていて凄くストレスが溜まる展開にザーゴが戻ってきたのかと思いましたよ。
あれだけボールを保持して攻め込めていながらも決定機を逸しまくり、
CBのミスで失点という展開は4月の時点に逆戻りしたようです。
これは早急に対応しないといけませんよね。
良い選手を揃えてもチームとしてオーガナイズされていなければ機能しません。
スタメンをもう一度見直して欲しいと思いました。
案の定、珍プレイのようなミスで失点してしまい、苦しい展開を強いられました。
両サイドでクロスを入れるべきタイミングで切り返しを連発してしまい、
上田が何度も動き直しを強いられてシュートを決めるのを難しくしてしまってはかなり厳しい。
チームとしてイメージを共有しておけば、簡単にクロスを入れてシュートまで持って行けたシーンが何度もありました。
本当に勿体ない。
アラーノが入ってゴールに直結したプレイをチームが強く意識するようになるまでは、停滞感が強かったです。
アラーノのように献身的にスプリントを繰り返すことができる選手の大切さというのを痛感する試合となりました。
犬飼は失点に直結するミスがここのところ目立つので、ちょっと頑張って貰いたい。
CBというポジションはワンミスで評価が簡単に落ちてしまうので、
長谷部選手のように常に危機に備えて動き続けるというのができるようになって貰いたい。
責任重大なポジションだけに、常に危機を予測しておかないと本当に痛い目を見てしまいますし、
それまでの頑張りが簡単に否定されてしまいます。
それではあまりにも勿体ないですから。
勝てた内容の試合だったので、終了間際の劇的同点弾に今日は素直に喜べぶことができません。
こんな試合をしていてはACL出場枠に入るのも難しいし、カップ戦も心配になります。
チームとして何が悪かったのか、しっかりと課題を炙り出して、次の試合までに潰して欲しい。
引き分けで良しとして良いチームではありません。
常に勝利しなくてはいけないチームであることを思い出しましょう。