J1 第16節 セレッソ大阪戦の速感
勝ちましたねーーーー。
鳥栖戦の悔しい思いが吹き飛びましたよ。
というわけで、スタメンから振り返りましょう。
【5/26 C大阪戦】
スタメン:
GK
沖悠哉
DF
常本佳吾 犬飼智也 町田浩樹 永戸勝也
MF
レオシルバ ディエゴピトゥカ 小泉慶 白崎凌兵
FW
土居聖真 荒木遼太郎サブ:
GK
クォンスンテ
DF
林尚輝
MF
永木亮太 アルトゥールカイキ 三竿健斗 松村優太
FW
上田綺世#DAZN https://t.co/t3PE6JOYoP pic.twitter.com/bOG4BE8JQb— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) May 26, 2021
相馬監督はトップ下に小泉という必殺の布陣で臨みました。
そしてFWは土居、二列目に荒木と白崎でした。
これが効いてました。
内容的には色々と課題もあるでしょうけど、
勝てたこと、完封できたことを素直に喜びたいです。
荒木のゴールに繋がる土居のパスが素晴らしかったし、
スペースに入り込んで行った荒木のサッカーセンスと
素早いモーションでシュートを打った技術の高さが凄い。
後ろから相手が来ていたので一瞬でも遅れたらブロックされていた局面でした。
あのモーションで、あのコースに決めてしまう荒木、マジで凄い。
A代表に選ばれてもおかしくないレベル。
あのゴールが決まるまで、なかなかチャンスを決め切れなったし、
前半にいたっては攻めるんだけど、すごい決定機を作るところまでなかなかいけませんでしたからね。
結果、1点しか取れなかったわけですし、本当に価値のあるゴールでした。
セレッソ大阪はやっぱりチームとして調子があまり良くなかったのもあって
坂元選手が奮闘していたのが光っていましたが、
後半は徐々に勢いが収まって行った印象を受けました。
鹿島側としては小泉の前線からの激しいプレスをはじめ、セレッソ大阪の急所を上手抑え込んで行けたことも大きかった気がします。
やっぱり小泉のトップ下は凄い威力です。
90分間スプリントを繰り返すことができるってマジで鉄人です。
このおかげで、前節は守備に回ることが多かった荒木も攻撃に絡む回数が多くなり、
結果、ゴールを決めることができましたからね。
攻撃の選手に攻撃をさせる余裕を与えるには、守備ができる人がいる必要があると再認識しました。
今日のMVPは小泉と荒木です。
MVPは一人じゃないといけないんですけど、今日は決められないっすね。
さて、ここからは今日の試合で浮かび上がった課題についてです、
レオシルバとピトゥカの組み合わせは、ピトゥカの良さが消えてしまうという問題がありますね。
ピトゥカって攻撃に参加してこそ能力を示すことができると思うんですよ。
しかし、レオシルバとダブルボランチを組むと、レオナルドが一人でぐいぐいボールを持って前に行ってしまうので
ピトゥカはバランスを保つために後ろで黒子になるしかなく、
レオシルバが三竿と交代するまではピトゥカの良さがあまり出て来ませんでした。
逆にレオシルバのボールの持ち過ぎなところが目立ってしまいましたね。
中盤でボールを落ち着かせたい時にはそれは有効なのですが、
今日の試合ではあまり有効では無かったです。
パスも良く無かったですね。
一番残念だったのは、松村がスペースにボールを出せと要求して走り込んでいるシーンで
レオシルバのパスはスペースに出す種類のパスではなく、緩めのパスになっていたし
また同じようなシーンがあって、今度こそ松村に良いパスを出してくれって思ったら
カットインして中に入ってコリジョンを起こしてしまいました。
松村を投入したのって、裏のスペースを突くというのが狙いなのですから、
それを活かして欲しかったなあ。
というわけで、
ピトゥカとの組み合わせには三竿か永木でお願いしたい。
守備でボールを狩り獲る選手と、パスで急所を突けるピトゥカが組んだ方が絶対に良いと思いました。
レオシルバと組む選手も守備が得意なボランチの方が良いですね。
今日はキャプテンマークを巻いていたので、気負う部分も大きかったのかもしれません。
次回までにしっかり修正して、今度は効果的なプレイをお願いしたい。
そうは言っても勝てて本当に良かった。
次節は首位を爆走中の川崎との試合です。
しっかり対策を練って、万全の準備をして臨んでいただきたい!
がんばれ!鹿島アントラーズ!