柴崎岳が及ぼす好影響に期待
昨日合流した僕らの柴崎岳。
本当に待たせやがって〜〜って思うぐらい、待ち遠しかった。
彼が移籍する前の最後の公式戦は吹田スタジアムで行われた天皇杯決勝戦でした。
小笠原とダブルボランチを組んで出場し、見事に川崎を圧倒して優勝を決めたのでした。
なかなか移籍話が進まないし、チーム始動日も10のウェアを着けてランニングをしてる姿出ていたので、
2017シーズンも鹿島の一員として戦ってくれるのかなって喜んでいた矢先の急な展開での移籍でした。
スペインはなかなか厳しい環境だったようで、移籍当初は体調を崩してしまったり苦しんでましたよね。
そんな中でも徐々に順応して行ったのはやっぱり彼のクレバーさとスキルの賜物だと思います。
岳が抜けた2017年は10番は不在、2018年は金崎が着けたものの優磨にポジションを取られて移籍、
2019年には安部が着けたもののレギュラーを奪うことができない状況で、
しかも久保の争奪戦に負けたバルサから白羽の矢が立ちバルサBへあっさり移籍するという始末。
2022年にようやく荒木が10を背負うことになったものの、怪我に苦しみ定位置を奪えず。
今シーズンもレギュラーを争いに苦戦中というのが今の鹿島の10番の状況です。
ジーコ、レオナルド、ビスマルク、本山、柴崎がこれまで背負って着た番号の現状としてはやっぱり寂しいです。
試合の結果を背負える選手がこれまで着けた番号であり、チームのお手本であることを示せる絶対的な存在になって欲しいものです。
荒木が入団した時、そんな10番としてのお手本となる選手がいなかったので、
このままで10の系譜が受け継がれていかなくなりそう、と危惧していました。
でも、ここで岳の復帰ですよ。
これはすごく大きい。
岳のプロとしての姿勢、10に相応しい選手としての在り方を荒木には学んでほしい。
まだまだ岳は動けるし、スキルも上がってるだろうし、2016シーズンの彼とは比較にならないほどスケールが大きくなっているはず。
ここから巻き返して2016シーズン以来の国内タイトルを勝ち取りたいものです。