【2022シーズン】J1 第15節 鳥栖戦（HOME）

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試合終了直後に言い争いがあって雰囲気が悪くなってしまいましたが、

凄い試合でした。

スタメンから振り返ってみましょうか。。

ターンオーバー無しの固定メンバーでした。。

勝ちたかった。勝てた試合だった。

最後に締めることができなかったのが今の鹿島アントラーズの実力なのかもしれません。
序盤から鳥栖の圧倒的な走力にやられまくって３失点を喫してしまった形になりました。
今や鹿島の中盤の柱となった樋口を封じ込んで鹿島の中盤を機能させなくし、

小泉慶を中心にハードワークを展開し、

あっと言う間にスペースを埋めてくる鳥栖に鹿島はサイドを抉ることもできず、むしろ小泉慶に抉られて失点するという本当に苦しい展開でした。

数的有利な局面だと思ったらすぐに五分になる、ボールを持てばあっという間に囲まれる。

どんだけ走り込んでるんだよ、と思いました。

かつて日本代表の井原正巳が嫌な選手として挙げた選手の一人が北澤豪なのですが、
その理由は北澤豪の圧倒的な運動量でした。

さっきまで自陣深くまでいたはずなのに最前線に顔を出す、逆サイドにいたはずなのにこっちサイドにいる、という彼の運動量。しかも、それを90分間できてしまうという凄さに
「ここまで動けてしまえるんだ・・・」と舌を巻いたそうです。

鳥栖はほぼ全員があの当時の北澤レベルと言ってもいいかもしれない、そんな感じでした。

どんだけ動けるだよ、と思いましたもんね。

ただ、3点取ったことで守りに入った鳥栖と、ホームで絶対に負けるわけにいかない鹿島のメンタリティの差が出て、

ギアを上げた鹿島の攻撃陣が牙を剥く展開となりました。

劣勢を一気にひっくり返して、２ゴールを奪い、

アディショナルタイムを守り切って勝ち切ろうとする鳥栖から続けざまに2ゴールを奪って逆転。

全身鳥肌でしたよ。

画面から伝わって来るスタジアムの雰囲気から、もうこれは勝てる。鹿島なら勝ち切れると確信しました。

が、

甘かった。

ラストプレイになるであろうFKを凌いで、今度こそラストプレイになるであろうCKを決められた時は茫然自失となりました。

あそこでCKで直接ゴールを狙って来るのを想定してなかった。

スンテがなんとか反応するもキャッチはできず、こぼれ球を押し込まれてしまいました。

いやあ、悔しい。

双方とも「勝った」と思った瞬間がある試合でしたが、

悔しい引き分けとなりました。

両チームにとって本当に悔しい結果ですね。

試合のクローズの仕方を忘れてしまってる感じがします。

ダニーロのような選手が必要なのかもしれません。

まだ、発展途上にある若いチームだからこその落とし穴と言ったところでしょうか。

本当に悔しくて残念な引き分けでした。

ただ、試合終了後に口論があったようですが、試合全体としては非常に好ゲームと言っていい試合でした。

お互いが必死に走って、ボールにチャレンジする姿は見ていてすごく爽快というか、スポーツマンシップ全開な感じでした。

広島戦のように、露骨に脚を狙ったり、肘打ちをしたり、顔を蹴りに来たりというような悪質なプレイはなく、
本当にボールにチャレンジするプレイで勝負ができていたので、
見ている側としては後味は全然悪くなかったです。

三竿がエリア内で倒されたのがノーファールになったということ以外は今日の主審は全体的に上手だったと思います。

とはいえ、勝ちたかったっすね。

樋口、土居、染野の今季リーグ戦初ゴールを勝利に結び付けたかった。

前半の戦い方がどうしても悔やまれます。

連戦なのに固定メンバーで挑んでしまったことで走り負けてしまったことは否めないです。
マネジメント、大事ですよね。

安西が頑張って走ってるんだけど、キレが今ひとつの印象。
失点に繋がる守備もあったりして、上下動の多いSBは連戦はキツイっすよね。

固定メンバーで行くのをなんとかしないとマズイっすよ、まじで。
小泉慶には本当に戻って来て欲しいと思いました。
巧過ぎない？ドリブルで抉って最後に丁寧なラストパスとか、
インステップで鋭い弾道の正確なシュートでゴールを決めるとか、
球際の強さとか、
ジーコスピリット丸出しじゃないですか！
今のレネ将のサッカーに確実にマッチするんですけどねえ。

ところで今日の優磨は３アシストですか？樋口、上田、土居のゴールの演出は痺れましたよ。

凄いですね。しかも今日はカシマスタジアムに日本代表監督が来ていましたけど、彼は何をしに来たんでしょうか？
これだけのプレイができている優磨を呼ばない彼が来た理由を知りたいですね。
どうせ理由なんて無いんでしょうけど。

 

ちょっと残念な結果ではありますが、0-3をアディショナルタイムにひっくり返したことは自信に繋げて、
最後に同点に追い付かれたことは真摯に改善に取り組んで
次はしっかりと勝ち切りましょう！

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Posted by たまらんっアントラーズ