鳥栖戦の寸評

スポンサーリンク

【J1採点&寸評】鳥栖2-1鹿島|決勝点アシストの仙頭は守備でも貢献。相馬監督は就任後初黒星

鹿島――守備陣に及第点の選手はゼロ

[J1第15節]鳥栖2-1鹿島/5月22日/駅前不動産スタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 5
背後を狙う動きと素早いリスタートという鹿島らしさで先制点を挙げる。後半は足が止まり、逆転を許す。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5
前半、仙頭の可能性のあるシュートを防いだ一方、後半早々に中野嘉のグラウンダーのクロスをストップも、こぼれ球を押し込まれた。

DF
22 広瀬陸斗 5(64分OUT)
松村を下げて鳥栖の左サイドを封じようとするも、前半からクロスを上げられることが目立った。

DF
39 犬飼智也 5.5
ハイボールなどにはしっかり対応し、終了間際にはドゥンガにも競り勝つなど奮闘。ただ、サイドへ釣り出されるシーンも。

DF
28 町田浩樹 5.5
前半は高い最終ラインを保って守ったが、後半は中盤を前に押し出せず攻め込まれる要因になった。

DF
14 永戸勝也 5.5
結果的にクリアしたボールを仙頭に拾われて逆転弾に絡む。終了間際、遠藤にクロスを送るなど良さも見せたが……。

MF
20 三竿健斗 5.5(78分OUT)
鹿島らしい素早いリスタートで先制点を導く。後半はボールを保持できず、最終ラインに吸収されてしまった。

MF
4 レオ・シルバ 5.5
サイドのカバーに走り、クロスを封じるなど要所を抑えた。しかし、鳥栖のエドゥアルドと揉める場面のほうが目立ったか。
鹿島――荒木は輝きを放てず

MF
27 松村優太 6(64分OUT)
前半、背後を突く動きを続けて先制点を挙げる。ただ、守備ではやや後手を踏んでいた印象だった。

MF
41 白崎凌兵 5.5(78分OUT)
前半終了間際、頭で狙うもクロスバーを叩いてしまう。決めていれば結果は違ったか。動きが悪くなかっただけに悔やまれる。

FW
8 土居聖真 5.5(89分OUT)
前半はボールを収めて味方につなぎ先制点をアシストしたが、後半はほとんど存在感を発揮できずに終わる。

FW
13 荒木遼太郎 5
自由に動きながらボールに触って攻撃を組み立てようとするも輝くシーンはほぼなし。守備の貢献度も低かった。

途中出場
FW
18 上田綺世 5(64分IN)
流れを変えようと動いてボールを引き出そうとする。しかし、思うようなパスは供給されず。

37 小泉 慶 5(64分IN)
鳥栖の左サイドを封じるために投入されるも、結果的に背後を突かれて逆転を許す結果に。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ ―(78分IN)
うまくパスを振りながら、前線にも顔を出そうとするも思うように組み立てられず。

MF
25 遠藤 康 ―(78分IN)
終了間際、永戸のクロスに合わせるも若干ズレてしまい、シュートは枠をとらえなかった。

DF
5 杉岡大輝 ―(89分IN)
永戸を前に出すための戦術的交代。無難にプレーしてその役目は果たす。

監督
相馬直樹 5.5
試合の入りは良く、鳥栖の背後を突いて先制に成功。後半は防戦一方で交代カードも機能せず、監督就任後初の敗戦を喫した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●荒木英喜

サッカーダイジェストWebより抜粋
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=91591

 

敗けた試合ですので寸評が厳しいものになっています。

ハードワークで無敗で乗り切って来た相馬体制でしたが、

ハードワークで圧力をかけて来る鳥栖を相手に力負けしてしまいました。

ワイドな展開を繰り返して鹿島の選手の体力をじわじわと奪い、

鹿島の良さを消して、守備を崩壊させることにした鳥栖の試合巧者ぶりにやられました。

ハードワークが売りの鳥栖との対戦が待っているのは分かっていたわけですから

ルヴァン杯の札幌戦で荒木、松村、永戸、ピトゥカを温存して備えるべきでした。

アラーノの負傷退場もあったのでプラン通りに選手交代ができなかったのもありますが、
中期的な目線での選手起用が必要だったかな、とは思います。

でも、連戦の中で監督に就任したわけで、そこからよくぞここまでチームを立て直したと思いますし、

そこまでの完璧さを求めるのも良くないかとは思ってます。

中3日でC大阪、中2日で川崎と対戦しなくてはならないので、

ここがマジで正念場。

川崎との対戦の後はリーグ戦は三週間ほど中断となるので、

いい形で中断期間に入ってルヴァン杯のプレーオフシリーズに挑むためにも

ここはなんとしても連勝で終えたいところです。

今季は川崎にどのチームも土を付けることができてないので、

ここでしっかりと勝利して存在感を強めて、チームとしても自信を付けたいです。

ルヴァン杯を含めて4連戦を全勝で乗り切りましょう。

いい形で代表戦に選手を送り出してあげましょう!

読んで下さってありがとうございます。
応援していただけると励みになります。
にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ