優勝の余韻に浸る日々

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数日経過したら優勝の余韻が落ち着くかなあ、と思ってたんですが

全く落ち着く気配がありません。

凄いですよね、優勝って。

タイトルに飢え過ぎていたからか、反動が凄過ぎます。

でも、ここまで泣いたのは初めてだと思います。

92年に鹿島アントラーズと出会って以来、

優勝した瞬間は涙よりも「やったーーー」という感じが強くて

現地で観戦したチャンピオンシップとか決勝戦では笑顔だった気がします。

93年ファーストステージの宮本監督の涙のスピーチとか

2007年の逆転優勝とか

2009年の三連覇とか

確かに泣いた時はありました。

でも、ここまで声を出して号泣したことはありませんでした。

今回の優勝は本当に涙無しでは語れません。

DAZNやJリーグや鹿島アントラーズ公式のYoutubeチャンネルの動画を見る度に泣けてしまいます。

しかもそれを早朝に見てしまうので、朝から涙を流してたりします。

さらにそれを僕より後に起きて来た家族が見て「なんで泣き顔になってんの?」とびっくりする始末です。

仕方ない、だってこんなに嬉しいんだもの。

2017年の「昌子か植田のファール」いう最初から鹿島のゴールを取り消しにする気だったとしか思えないジャッジから始まった国内無冠時代にようやく終止符を打てました。

思えば、2年連続で国内タイトルを取り続けている石井監督をシーズン序盤の不振から簡単に解任してしまったことから間違いが始まりました。

石井監督のその後のタイでの大活躍を見ると、彼の監督としての手腕は間違いの無いものだったと分かります。

そして、鹿島アントラーズは迷走状態に入ってしまい、毎年のように「今年は優勝だ!」とシーズンに入るものの、

ジーコの築いたクラブの礎といいますか、建築で言えば基礎部分にあたる部分まで取り壊してしまいました。

主力は続々と欧州に渡り、その穴を埋めるべく国内から選手を獲得したことで鹿島の伝統の血が薄まってしまった感がありました。

これまでは長年鹿島に在籍している絶対的なレギュラーが居て、その選手が新加入して来る選手に「鹿島ってのはこうなんだぞ」と鹿島らしさを継承して来たのですが、それが難しくなってしまってました。

有望な若手が入るものの、タイトルの味を教えることができないことで、「鹿島らしさ」である勝利への執着が試合の中で伝わって来ない印象がありました。

この時代は鹿島アントラーズらしさが失われていたと思っています。

そんな暗黒時代に終止符を打ったのは俺たちの中田浩二でしたね。

鬼木監督を招聘することに成功し、的確な補強策をどんどん進め、

2025年の新体制はもう文句の言いようの無いものにしてシーズンインを迎えることに成功しました。

さらにシーズン中に主力が大怪我で離脱すると、これまた迅速に手を打って補強してしまうという手腕を披露してくれました。

だって考えてごらんなさいよ。

師岡、安西、関川が離脱ですよ?

このレベルの選手が3名もシーズン絶望という状況で、その穴をすぐに埋めてしまうFD。

凄いですよね。

そして、その戦力をきちんと鹿島のサッカーに落とし込んだ鬼木監督も凄かった。

本当にフロント、監督の手腕が光りました。

上手く試合運びができない時もなんとか追い付いて引き分けに持ち込んだり、

相手に一方的に押し込まれる試合となっても最後は勝ってたり、

苦しい時期はありましたけど、調子が悪くても悪いなりに結果を出し続けるチームになってました。

とにかく勝てばいい。理想の試合展開とはならなくても勝つことが重要。

欧州から戻って来た選手たちが薄まった鹿島の血を勝利を重ねることで再び濃くしてくれてる、そんな感じがしました。

気付けば松村と荒木がすっかり鹿島らしい顔付きになって

「俺たちが勝たせる」と言わんばりのプレイをするようになってました。

タイトルの味を知ったことで在籍してる選手がさらにパワーアップしてくれそうな気がします。

ちなみにこれまで全ての優勝を見て来た僕もさらに鹿島愛がパワーアップしてしまい、その愛のぶつけどころとして、日々オンラインストアを眺めて散財してる始末です。

まずは明日、「金のしかたこ」が我が家に水揚げ予定です。

多分、開封した瞬間に横浜FM戦の記憶が蘇って泣いてしまいそうです。

こんな感じでしばらくは余韻に浸った生活を送りたいと思います。

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