【2022シーズン】J1 第12節 広島戦の感想
連勝がストップしてしまっただけなく、色々と酷い試合となりました。
まずはスタメンと審判団から振り返ってみましょう。
【5/7 広島戦】
スタメン:
GK
クォンスンテ
DF
常本佳吾 関川郁万 三竿健斗 安西幸輝
MF
樋口雄太 和泉竜司 松村優太 アルトゥールカイキ
FW
上田綺世 鈴木優磨サブ:
GK
沖悠哉
DF
キムミンテ 広瀬陸斗
MF
ファンアラーノ 土居聖真 ディエゴピトゥカ
FW
染野唯月https://t.co/t3PE6K77CX pic.twitter.com/oUZBt4iLp8— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) May 7, 2022
過密日程なのに固定スタメンでした!(マジか!)
そして審判団はこちらの3名。
主審 岡部 拓人
副審 西尾 英朗
副審 塩津 祐介
このブログで審判団が誰だったのかを振り返るって時はアレな時なわけです。
試合内容は広島がラフプレイでペースを握り、
前半から鹿島は敵陣に入り込めず、ショートカウンターを喰らう場面が続く展開となりました。
なんとか持ちこたえていたものの、関川がサントスに簡単にかわされるなど、守備が崩壊直前となる局面が連発とでした。
とにかくボール前に運べませんでした。
これは疲労もあって選手のコンディションの部分もあったのかやや重めの印象があったのは確かですが、
それよりも広島がアフターで足を蹴ったり、スパイクで意図的に踏み付けに来たり、
後ろから激しく背中にぶつかって来ても
主審がなかなかカードを出さないということで鹿島はまったくペースを掌握できませんでした。
前半の松村のシュートチャンスが二度ありましたが、あれをどちらか、いや二本とも決めてればまったく違う試合となったんでしょうけど
あのシーンを除くとほとんど見せ場がありませんでした。
広島のなぜかファールにならないわ、ようやくファールとジャッジされてもカードが出されないというジャッジのため鹿島の選手は中盤で潰され、
ショートカウンターを喰らうということが繰り返されました。
このチームは伝統的にこういうチームなわけだけど、それにしても今日は酷かった。
せめて主審がしっかりファールを取ってくれれば良かったんですが、中東の笛のようなジャッジでした。
これを繰り返されるとやはり選手は委縮しますよ。
「また来るんじゃないか」と怪我への恐怖心がどうしても湧いてしまいますもん。
結局、鹿島は広島のラフプレイからのショートカウンターに対して持ち堪えることができず前半で失点して試合を折り返す羽目になりました。
これはピトゥカを入れてガツガツ行って貰わないとチームとして勇気を取り戻すのは難しいかもしれない、と思ったら、
ヴァイラー監督が今日は珍しく後半頭からピトゥカを投入してくれたんですが、
ピトゥカ一人では広島の悪質なラフプレイからペースを取り戻すことは難しかった。
そして、常本も広島のベン・カリファに腿を意図的にスパイクで踏み付けられたことで怪我をしたようで前半で退くことになってしまいました。
あれは膝をやってるんじゃないかなあ、すごく心配です。
どうみても故意に踏んでいるし、本当に悪質。あれでイエローを出さないという主審はおかしい。
結局、ドリブルやトラップでかわされたり、抜かれたりすると確実に脚を狙って来る広島の戦い方を鹿島は攻略することができず、
波状攻撃と仕掛けるどころか、惜しいシーンがほとんどない散発の攻撃に終わってしまいました。
広島は伝統的にこういう戦い方をするチームなので事前に攻略方法を考えておいて欲しかったという気持ちもあるけど
主審がうちの広瀬に最初のファールで簡単にイエローを出すくせに、広島の選手にはなかなかイエローを出さないということでは
ペースを掌握することがそもそも難しいと思いました。
どうみても野津田はイエロー二枚で早々にレッドで退場してもおかしくなかったし、
常本を踏み付けたベン・カリファにはカードも出さないっていうか、ファールにもならない。
リプレイを見てみたら、ボールは無視して常本の脚を最初から踏み付けに来てるじゃないですか!
しかも膝を狙ってる。信じれない行為。
「ちょっと足裏が」と解説の森崎氏が言ってましたが、全然「ちょっと」じゃない。最初からスパイクで膝を狙ってます。
そういえば森崎氏も選手時代はこういうラフプレイをよくやってましたね。あれを「ちょっと」って言えてしまう感覚がおかしい。広島ではこういう感覚なのかね?
そんなわけでヴァイラー監督も色々と手を尽くそうとしたのですが、
キムミンテをボランチに入れて、ピトゥカをCBにしたり、
樋口を交代で下げてしまったりと
的外れな手を尽くしてしまいました。
これでは悪質な広島相手に中盤の戦いを制するは不可能です。
なぜキムミンテをボランチにするのか謎過ぎます。
何が良くてボランチに?これはマジで賛同できないんですが、いつか「なるほど、そういうことだったのか」と思える日が来るのでしょうか?
とにかく今季の鹿島アントラーズが敗ける時はこういう感じですね。
・過密日程で疲労が溜まっているのにそれを考慮せずにスタメンを変えずに全体的に精彩を欠く
・交代策の失敗で流れを変えることができない
・主審の笛
この3つが揃うとどうしようもありません。
3つめは「どんな主審が割り当てられるのか」という運に左右されるのでチームとしてどうしようもないんですが、
それ以外の2つは何とかできたはず。
過密日程だし、相手がラフプレイのチームなのでスタメンはなんとかして欲しかった。
交代のオプションもきちんとプランニングしていたのか疑問です。
これは岩政コーチの著書の受け売りなんですけど、
自分たちのやりたいサッカーではなく、相手のやりたいことを潰しに行くサッカーじゃないと安定して勝つのは難しいんじゃないかなって思います。
これからはラフプレイで来る相手にはそれ用の戦い方ができるメンバー構成で
ガツガツと潰しに行くサッカーで行きましょう。
それにしてもあれだけラフプレイで怪我をさせて来てるのに、全然イエローを出さないのは許せないなあ。
常本の怪我が軽傷であって欲しい。
膝の半月板や靭帯が無傷でありますように。
そして、サントスに頭部を蹴られた関川の傷が深くありませんように。
レネ将、謎の采配は本当にやめて・・・・