セルジオ越後氏が小笠原満男を絶賛
セルジオ越後が小笠原満男を大絶賛!「本当のお兄ちゃん。俺が守ってあげる、そういうものが自然に出ていた」
“常勝軍団”の中心的存在として長きにわたり活躍
日本サッカー界のご意見番・セルジオ越後氏が自身のYouTubeチャンネル『蹴球越後屋』を更新。現役時代は鹿島アントラーズやイタリアのメッシーナで活躍した元日本代表の小笠原満男氏を絶賛した。
2018年にスパイクを脱ぎ、現在は古巣鹿島のテクニカルアドバイザーを務める小笠原氏を、越後氏は高校時代から知っていたという。
「選手権でも西が丘に試合を見に行ったけど、目立ちましたよね。個人技、運動量が凄かった。心強い、ああいう選手がいると。誰かがやられたら、本人がまた行って。本当のキャプテン、お兄ちゃんだった。安心して、俺が守ってあげる、そういうものが自然に、溢れて出ていた」
小笠原氏は高卒で鹿島に加入。多くのタイトルを獲得してきた“常勝軍団”の中心的存在として長きにわたり、活躍してきた。
「もう、しゃべるし、怒るし。ジーコ、ドゥンガとか、外国人がよくやることを、満男も日本人として遠慮なくやっていたリーダーだった。プレーも休まないし、激しいし、勝負強い。チームを休ませないスタイルを持っていた」
さらには「(鹿島の)U-12の10番が息子だよね。この間、全国大会で2位になったけど、DNAが凄い。楽しみですね」と越後氏も笑顔を見せる。
動画の最後では「(チームが)うまくいかない時に、自分が行かなくてはいけないっていう、そういう意識は持っていますよね。瞬間的に(間合いを)詰めていくとか、読みとか優れている。あれはたぶん、教えられるものではない」と称賛のコメントで締め括った。
サッカーダイジェストWebより
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=105871
ご意見番のセルジオ越後氏の嬉しい言葉です。
小笠原満男という唯一無二の存在をここまで評価してくれると凄く嬉しいです。
っていうか誇らしいです。
彼がいたからこそ鹿島アントラーズは強かった。
鹿島アントラーズにはすごく才能のある選手が在籍していましたが、
ただの好チームでなく、強いチームとして君臨できたのは小笠原満男がいたからです。
巧い選手はたくさんいましたし、入って来ましたけど、
巧いからと言って勝てるプレイができるわけではないんですよね。
試合に勝つために何をするべきか、それを判断して実行し、味方に手本を見せることができるか、
それができる選手っていうのはなかなかいないのです。
だって、小笠原満男が引退後は、良い選手を揃えながらも勝てないシーズンが続いている、という現実があります。
ゲームメイカー、ボランチの選手で上手い選手はJ全体で何人もいますけど、
小笠原満男よりタイトルを獲っている選手は他にはいません。
やはり、稀有な選手であるんですよね。
小笠原満男のような凄い選手がきちんと評価されるというのはやはり誇らしいです。
教えられるものではないかもしれないですが、一緒にプレイして彼の背中を見て来た選手が、
勝つために何をすべきかということを実行できるようになって欲しい。
というわけで優磨にはその使命があると思うので、是非とも頑張って小笠原満男のようにセルジオ越後氏に絶賛されるようになって貰いたい。