【2022シーズン】 J1 第1節 G大阪戦の感想

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開幕戦で見事に快勝することができました。

これはもう2016シーズンの再来間違い無しといってもいいかもしれません。

素晴らしい勝利でした。

さっそくスタメンから振り返ってみましょう

優磨と上田が共演することが実現。

このメンバーを見た瞬間に「これはもう勝った」とTweetしようかと思いました。

このメンバーで負けるわけがない、そう思える構成でしたね。

さすが岩政大樹です。

そして今日のフォーメーションは優磨と上田の2トップなのかと思いきや、

上田の1トップで、優磨が左、トップ下が荒木、土居が右という配置でした。

先週の水戸戦では史上初の敗戦を喫してしまい、今日の開幕戦ではいったいちゃんとしたチームに仕上がっているのか非常に心配していたのですが、

試合が始まるとこの攻撃陣がさっそく機能しまくりでした。

開始早々の荒木の惜しいシュートがから始まり、

優磨が鋭い動きで相手を翻弄し、しかも周りを活かすプレイが冴えわたりチャンスを何度も演出していました。

全体的にプレスが素早く、鹿島伝統の球際の厳しさで相手を封印し、立ち上がりからG大阪に自分たちのサッカーをまったくさせないという凄さ。

攻撃の時もあっと言う間に攻めてる選手のサポートに何人もの選手が付いた状態を作り、
相手チームより鹿島の方が2、3人多いんじゃないかっていう錯覚をさせるようなスピードで陣形を作るのです。

本当に黄金期の鹿島アントラーズを見てるかのようでした。

強い時の鹿島アントラーズっていうのはまさにこれなんですよね。

さすが岩政大樹だなあって思いました。

それにしても今日の鹿島の攻撃は本当に凄かった。

上田の超人的なキック力と技術力の高さによるゴールが決まり、

さらにチャンスを見逃さない優磨のゴールでG大阪を突き放し、

トドメはまた上田のゴールで試合を決定付けてくれました。

3点目は優磨がボールを中盤で落ち着かせてからピトゥカにボールを渡し、

ゆっくりとしたパス交換からの鋭い縦パスに反応した上田の技術力とチームとしての攻撃の意思統一によるものでした。

これは見ていてマジで気持ち良かったです。

マジで上田と優磨で得点王争いする展開になるんじゃね?と思いましたよ。

今日の試合で特に凄かったのが鈴木優磨。

彼は別格でしたね。

球際の厳しさはもちろんですが、一人だけプレイのスピード(判断も含めて)が速い。

ボールの質も精度も非常に高く、日本人選手とは思えないほどのレベルの高いプレイを見せてくれました。

視野が広く、技術もあるので、彼が演出したチャンスが何度あったことか。

相手GKが石川選手でなく並みのGKであったなら、8点ぐらい取れていたかもしれません。

優磨が言う「勝たせる選手」になって来ていますね。

エゴイスティックと味方を活かす姿勢の両立ができているので、優磨抜けた期間はすごく辛いシーズンを過ごすことになりましたが、
ベルギーリーグで身に着けたスキルをチームに還元してくれることを考えれば
凄く大きな財産を作るための投資期間だったと言えるかもしれません。

おかげで久しぶりの開幕戦勝利ですよ。

ここ数年は開幕戦で良いところ無しで負けることが続いていたのですが、

今季はもう希望を持ってシーズンに入ることができました。

これは本当に大きいです。

ただ、課題はやっぱりありました。

優磨と荒木、上田は良かったんですが、

キャプテンの土居が今ひとつの出来。

決定的チャンスを2度も外したばかりか、彼が右サイドでボール受けた途端に攻撃が失速し、

オーバーラップした常本にボールを出さないので右サイドの攻撃力が発揮できませんでした。
これは非常に勿体ない。

キャプテンは引っ張って試合結果に責任を持つ立場なのですから、
もっと視野を広く、そして攻撃の時は闘争心剝き出しで行きましょう。

すごい才能の持ち主なのですから、そろそろその才能を全開にして良い。

それができたら左の優磨、右の土居で構成される攻撃は他チームを圧倒できます。

 

そして、全体的に後半にかけてプレスのスピードが落ちました。

あのプレスを最後まで続けるのは難しいとは思いますが、

メンバー交代のタイミングを含めて、継続できるようにして欲しかった。

これは岩政コーチの課題ですね。

連戦の期間に突入した時に、これが大きばポイントになるかと思いますので

しっかりとした交代プランを持っていて欲しいなと思いました。

 

とはいえ、開幕戦を快勝できたことはマジで嬉しい。

この勢いで次節のホームでもしっかりと勝ち切りましょう。

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