水戸との歴史的敗戦を振り返って・・・
昨日の水戸との試合は初めての敗戦となりました。
かなりショッキングな結果となりましたが、
優磨の闘う姿勢が際立ち、またやはり樋口がすごい戦力になるということが分かる試合でした。
レネ・ヴァイラー監督が不在ということで、戦術に新しさというものはなく、
堅守速攻、つまりショートカウンターで手堅く勝ちに行くという鹿島アントラーズの戦い方ではありました。
ただ、ショートカウンターで攻めようってのにロングボールが散見されて効果的に試合を進めることができなかったのと
エヴェラウドと優磨の動きが被ったりするなど、まだまだチームとしては未完成であるということが露見されてしまいました。
テストマッチが少なかったのか、それともゲーム形式の練習が少なかったのか分かりませんが、
新しい選手が入った中で、それを活かす術を見出し切れてないみたいですね。
そんな中でも輝きを放った樋口はやはり凄い。
ボランチとして先発して、早々に効果的な動きを見せ付けてくれました。
なんなの、あの存在感。
やはりサッカーIQがべらぼうに高い上に技術レベルもべらぼうに高い。
優磨もPKは外してしまったものの、勝ちに徹しようとする姿は凄まじいものがありました。
チームの状態としては歯車の手入れがしっかりと行き届いて油もしっかりと射してあって完璧な状態でありながら
その歯車が噛み合ってないという状況なのかな。
ここをどうやって嚙合わせるのかが監督の手腕の見せ所なわけですが、肝心の監督がいないっていうのが非常に痛い。
なので岩政コーチに託すしかないわけなんですが、彼ならばきっとやってくれるに違いないと信じてます。
それにG大阪とのアウェーでの開幕戦はリーグ優勝、天皇杯優勝、CWC準優勝という結果を残した2017年と同じです。
ここをしっかり勝って、今季もリーグ優勝、天皇杯優勝を果たしましょう。