鹿島らしさとは?
「三連覇したとき、僕たちがやっていたのは、バリエーションのあるサッカーでした。冷静にボールを繋ぐこともあったし、カウンター攻撃を選択することもありました。守備にしても高い位置からのハイプレスもあれば、中盤でブロックを作ることも、引いて守ることもある。どれを選んだとしても勝ち筋を見つけられる。それが僕たちのサッカーでした。ポゼッションサッカーが鹿島らしさではないし、カウンターサッカーも鹿島らしさではないはず。鹿島らしさとはバリエーションサッカーだったと思うんです」
web スポルティーバより
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2021/12/04/ob/
岩政氏の記事、何度読んでも同意しかないです。
本当にそうですよ。
いろんな戦い方ができる、そんなチームでした。
それが大岩監督の時代からバリエーションが無くなり、守備だけのチームで攻撃が選手頼みのカウンターサッカーになり
それではダメだっていうので今度はポゼッションサッカーを目指してチームは迷走し
低迷する羽目になりました。
ジーコが退任し、ますます鹿島らしさというものが薄まってしまうのではないかと危惧していますが、
「鹿島らしさ」を言語化して徹底させることをトレーニングに入れる必要があるんじゃないかなって思うんです。
紅白戦だろうがしっかりと削り合うのはもちろん、鹿島るということもやって欲しい。
勝つために、ポジションを獲るために何ができるか、チームのためにどうすべきかをとことんまで理解し体に染み込ませて欲しい。
それをするためにはOBの力が必要。
精神論ではなく言語化し、アップデートしながらチームを作って行ける存在が絶対に必要なんです。
なので、岩政氏の鹿島復帰を願ってやみません。
コーチとかそういう肩書じゃなくて、監督に対してもしっかり「鹿島らしさ」を理解させて指導に取り入れさせる権限を持つポジションを作ってそこに就任していただきたい。
トップチームはもちろん、ユースも含めてそのポジションからしっかりと指導できるような体制を構築できたら、
常勝チームを復活できるんじゃないでしょうか。
OBを監督にして使い捨てにするのではなく、恒久的に鹿島で活躍できるポジションに就任して貰うことで
他チームにはないメソッドを継承できると思うんですよね。
どうでしょうか、小泉社長!