J1 第20節 v.s.札幌戦 ゴールラッシュでホーム300勝達成!
快勝!!!
いやっほうっ!!
なんて清々しい気持ちでしょうか。
勝利への渇望が高まるばかりでしたので、今日の快勝は本当に嬉しい。
Jクラブで初のホーム300勝となるメモリアルな快勝となりました。
ではでは、興奮が冷めやらぬ中、スタメンから振り返ってみましょう。
【6/27 札幌戦】#antlers
スタメン:
GK
沖悠哉
DF
常本佳吾 犬飼智也 町田浩樹 杉岡大暉
MF
レオシルバ ディエゴピトゥカ 荒木遼太郎 白崎凌兵
FW
土居聖真 エヴェラウドサブ:
GK
早川友基
DF
林尚輝
MF
ファンアラーノ 和泉竜司 三竿健斗 松村優太 小泉慶#DAZN https://t.co/t3PE6JOYoP pic.twitter.com/BSmiEep7NX— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) June 27, 2021
前節から6人を入れ替えての構成でした。
ボランチの組み合わせを見た時は、マジかよ~と声を上げてしまいました。
ここまでこのコンビで上手く回って来てないのに、それでもこのコンビで行くのかとスタメンを見て正直ガッカリしてしまいました。
ところが、
相馬監督がしっかり修正をして来ました。
バランスが凄く良かった。
これまでピトゥカがいても、レオシルバが先輩風を吹かせるように「俺が行くからお前は下がってろ」的な姿勢に映る時があったのですが、
時には黒子的に下がったり、ピトゥカと二人で潰しに行ったり、
そして、持ち前の「自分で行くけんね」的なプレイもあったりで、
「俺が俺が」的なプレイを抑えていたのが印象的。
その結果、ピトゥカも攻撃に出ることが出来ていたし、J初ゴールを記録することができました。
今日の勝因の一つはボランチのバランスだと思います。
そして、初ゴールと言えば、
エヴェラウドの今季リーグ戦初ゴール
そして、常本の初ゴール
4ゴール中、3ゴールが初ゴールという珍しい展開となりました。
おかげで先制ゴールを決めた犬飼への注目度が下がってしまうという事態が発生してしまいかねない状況になってしまいました。笑
攻撃面でいえば、本当に「おかえりなさい、エヴェラウド」という感じでした。
ポストプレイはもちろん、自らPAに個人技で切り込んで行く力強さ、
そして、渾身のシュートでゴールネットを揺らす決定力、いやあ、これですよ。
これが俺たちが待ってたエヴェラウドですよ。
ピトゥカへのアシストとなる胸での落とし、
常本のゴールを生んだPAへの切り込みっぷり
まさにエースそのものでした。
これで自信が回復したんじゃないでしょうか。
離脱するまではエヴェラウドのコンディションは問題無かったものの、
ザーゴサッカーの犠牲になってゴールを決められず、
ザーゴ解任と同時に離脱となり、復帰してもゲーム勘とかコンディションの問題でゴールを決められずにいたので
本人としては非常に悔しかっただろうし、焦りもあったことでしょう。
でも、これで大丈夫。
これからっすよ。ウチのエヴェラウドの快進撃は。
4月の札幌戦がきっかけで監督交代となって鹿島アントラーズが復活したように
今日の札幌戦をきっかけにしてエヴェラウドが復活となりました。
あと攻撃は、荒木がドリブルで持ち込んだのにシュートを外してしまったり、
土居が決定機でヘディングシュートを叩き付け過ぎて外してしまったり
非常に勿体ないシーンもありました。
ここがまだまだ伸びしろですね。
土居はPA付近でボールを受けても後ろに下げてしまう悪い癖が出てしまいました。
テクニック、スピードを備えた選手なんだから、個人技でPA内に切り込んでも良いし、
味方が近くにいるんだからワン・ツーで入り込んでも良いんじゃないと思いました。
アタッカーなんだしPAのすぐ外側なんだからリスクを恐れずに勝負して欲しい。
そこで失敗しても怒られないんじゃないと思います。
むしろ「ここからチャンスが作れるんじゃないか」と期待が高まったところでボールを下げてしまう方が怒られるんじゃないと。
ここが改善されると二列目の攻撃力が一気に上がるので土居が野獣に変身することに期待したい。
守備は、崩されて危機一髪という状況が何度もあって、
相手の精度の問題でなんとか防げたシーンもあったりしたので
非常に怖かったです。
完封はできたけど、精度の高いプレイをされた時が怖いかな。
とはいえ、先制ゴールを決めた犬飼が今日は仙台戦とは別人のように集中していたように見えました。
調子も戻って来たようですし、ゴールを決めたことでプレイに輝きが出ていた気がします。
とにかく、ホーム300勝を最高の形で収めることができて本当に良かった。
これで晴れやかな気持ちで週明けを迎えることができそうです。