【LIXILスポーツ】優磨、三竿、安西の三人の会話で思ったこと
今の鹿島アントラーズのコアの部分を背負う世代ですよね。
それだけに凄く面白かったというか、興味深く見ることができました。
優磨はベルギーから三竿が凄くキャプテンとして苦しんでいるのが分かっていて
「俺がいたらもっと楽にしてやれるのに」って思っていたそうです。
三竿も凄く苦しかったとのことで、一番きつかったのが2019年から2020年に入った時だったそうで、
選手も監督もガラリと入れ替わって、何年も鹿島にいるのに自分が移籍して来たようで凄く戸惑ったんだそう。
三竿が戸惑って苦しんでいたぐらいですから、見てるこっちが戸惑うわけですよ。
開幕戦のスタメンを見た時の衝撃ね。
鹿島で共に戦って来た選手ではなく、まだ鹿島アントラーズにフィットしていない新しい選手ばかりで、
しかも、後ろでパスを回して時間ばかり使って、ロングパス一本で簡単に守備が崩壊するというザーゴサッカーにはもう本当に驚きました。
当初「基礎部分は残し、上の建物を建て直すイメージ」と鈴木満氏は言ってましたが、
ザーゴは基礎部分まで壊してしまったんですよね。
そんなチームの、そんなサッカーでJ1で勝てるわけもなく、サポの気持ちはどんどん沈む一方でした。
U-NEXTの「栄光と苦悩」でもそんな姿が映ってましたが、本当に三竿は一人でいろんなものを背負って苦しんでいたんですね。
そして、今、優磨が復帰し、三竿もキャプテンを土居に譲ることによって、非常にやりやすそうです。
鹿島が昨年の相馬監督により基礎部分の修繕に成功し、岩政コーチによるアップデート、そしてレネ将による新たなメソッドの導入というところが今のところ順調に進んでいるようです。
連勝中だからそう感じるのかもしれませんが、でも、今はいい状態な気がします。
やっぱり思ったのは優磨の存在。
三竿も安西も優磨の復帰による影響力の大きさを認めている通り、サポも優磨の復帰の影響の大きさを凄く感じています。
「鹿島のユニフォームを着て戦うモチベーションって凄くない?」という言葉に象徴されるように優磨の鹿島アントラーズへの思いの強さがとっても伝わって来るんですよね。
「サポーターがスタジアムで迎え入れてくれるのを見るとうるうるしてまう」とも言っていて、
こっちまで目がうるうるしてしまいました。
なんだろう?相思相愛的な感じがしません?
こっちが愛すれば愛するほど、優磨も鹿島とサポを愛してくれる、そんな気持ちを抱きました。
このメンバーで今年は絶対に優勝したい。
優磨がシャーレやカップを掲げるのをスタジアムで見たいです。
それにしても、優磨が復帰するにあたり最初10番を提示されていたんですね。
完全に40が定着していますが、鹿島でプロのキャリアをスタートして、ここまで鹿島への愛をプレイや態度で表現している姿を見ると、
10も相応しい気がします。
個人的な思いではありますが、
10番という偉大な背番号をシーズンを全うすることなく他チームに移籍するために捨てられるような番号にはしたくないので、
優磨のように鹿島で選手人生を全うする気持ちのある人に着けて貰いたいなあって思います。