ACL出場権を逃したことに関する率直な気持ち
他力本願状態だったACL出場権が消滅したことで、むしろスッキリした週明けとなっています。
以前から言っていたように、新監督で来季に挑むわけですから
しっかりとキャンプをして、テストマッチをした上でシーズンを迎えて欲しいと思っていたので
来季についてはACLには無理して出場することはないというのが僕の意見でした。
もちろん出場するとなれば全力で応援するわけなんですけどね。
オフの期間をしっかりと確保しつつ、さらにチームを作るというのは大変なんですよね。
思えば、2016シーズンを天皇杯優勝で締めくくったものの、
その代償でオフが短くなりました。
翌シーズンはレオシルバにペドロジュニオールやレアンドロなどの期待の新戦力が加入するなど、かなり期待満々で開幕を迎えたのですが、
キャンプの期間が短く、しかも練習どころか、プレシーズンマッチ(というか、名称は失念しちゃいました)的な試合が多くて練習がなかなかできないという状況になりました。
新加入のレオシルバも練習よりも試合が多いとインタビューに答えていた程で、
結局、新戦力がチームにフィットする間も無いまま新シーズンを迎えることになってしまいました。
案の定、なかなか苦しいスタートとなってしまい、チームにフィットできてないPJやレアンドロなどの新戦力を起用しないことでフロントの不満を抱き、
石井監督はシーズン中に解任ということになってしまいました。
石井監督が就任早々にナビスコ杯を制し、翌年にファーストステージ優勝、CSで優勝、CWCで準優勝、天皇杯優勝という圧倒的な成績を残した監督であることを忘れたかのような人事に驚きました。
2017年は最終戦で勝てずに優勝を逃すことになり、
結局、国内タイトルを獲れずに今に至っています。
そんなわけで、キャンプて本当に重要なんですよね。
継続して指揮を執る監督ですらキャンプでチーム作りがしっかりできない状況になると
新シーズンは勝てないのです。
ましてや、来季は新監督で、しかも鹿島史上初の欧州から招聘する監督。
これはもう、しっかりと準備をしないと大変なことになってしまいます。
だから、来季に限って言えば、ACL出場権を逃したことはむしろチーム作りにとってプラスになると考えいいのではないでしょうか。
え?負け惜しみ?
はい。
そうですよ?
リーグ優勝してACLに出場したかったですもん。
天皇杯も獲ってリーグ4位のチームに出場権をプレゼントしたかったですもん。
それが本当の気持ちです。
でも、こうなったら仕方ないです。
しっかりとチーム作りに時間を使って、開幕ダッシュのままシーズンを突っ走れるようにして貰いましょう。
ところで、今週あたりかな、来季のユニフォームのデザインが発表されるのって。
楽しみですねえ。