改めて湘南戦の感想

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改めて湘南戦の感想です。

アウェーゲームで先制ゴールを許したものの、
逆転勝ちできたことはやっぱり気分が良いです。

ザーゴ解任、相馬監督就任直後であれば文句無しの内容と結果でした。

でも、それではいけない。

だって就任して4ヶ月目ですし、過密日程はあったもののリーグ中断期間が二度ありました。

で、あるならば、やっぱりタイトルを狙うにはもう一段階も二段階もレベルを上げないといけないと思うのです。

というわけで、昨日の試合で注目していたポイントは二つありました。

戦術的な上積みがあったか?

メンバーはベストか?

 

まずは戦術的な上積み、、、、正直無かったなあという印象。

むしろ相馬監督が体調不良で不在でパシェココーチが監督代行を務めた中断期間中のG大阪戦の時の方が
切り替えが早かったし、全体的にまとまりがありました。

そのG大阪戦があったせいでミニキャンプを張れなかったわけですが、
そうは言ってもねえ、練習期間はあったわけですから、
あの試合の動きをさらに浸透させた姿を期待していました。

攻撃の連動性はやっぱり無くて、荒木やエヴェラウドの個の力に任せてるところが残念でした。

これができないと厳しい気がします。

 

そして、メンバーについて。

やっぱりパサーが必要。
失敗しても良いから相手の急所に何度もパスを通そうとチャレンジしてくれるようなパサーが欲しい。
ピトゥカがその役割を担うべきなんですけど、昨日は不在でした。
理由は不明ですが、早く帰って来て貰いたいものです。

その代わりを務めるレオシルバは、タイミングが遅かったのと、精度が低かった。
年齢の問題もあるのかもしれないけど、永木や小泉、舩橋もいるので他のメンバーを起用してもいいんじゃないでしょうか。

あと、二列目も考えてみる必要があると感じました。

アラーノは個人で打開する能力があるわけでも無く、ドリブルを仕掛けてもロストするし、パスを出せるわけではないので、
特にハードワークが必要な相手とか、ゲーム展開の時の起用でいいんじゃないでしょうか。

そして、期待し続けて信じ続けている土居も、牙を剥いてくれなかった。

ハットトリックを決めた時のように牙を剥いて相手に襲い掛かって欲しいなあ。

なかなか上手く攻撃を構築できないので、エヴェラウドがミドルを狙ったり奮闘してましたけど
やっぱりFW一人でなんとかするのも限界があるでしょう。
個人の能力はみんな高いので、やっぱり戦術かなあと思ってしまいます。

犬飼の2ゴールのおかげで勝つことはできましたが、
ゴールを決めたのがCBだけというのが攻撃が上手く行ってないことを象徴しています。

次戦までになんとか改善して欲しいですね。

 

そうは言っても、昨日は安西の復帰初戦で、しっかり勝てたことは大きいです。

安西はやっぱりレベルが違いますね。

昨日も書いたのですが、伝統の2番を継承することに懐疑的な感情があったのは事実です。
でも、安西が2番を背負うことを納得することができました。

入ってすぐにフィールドを活性化させて、オーバーラップをしかけてクロスを上げてしまうというのは本当に素晴らしい。

一気に右サイドが活性化したし、ゴールの匂いがして来ました。

勝たせるSBがようやく鹿島に戻って来た感じです。

もちろん常本も良いし、永戸も良いんですけどね。

そういう素晴らしい選手を差し置いて安西はレベルが高かった。

次節の徳島戦では先発となるんじゃないかと期待しています。

質の高い攻撃参加で相手を圧倒してチームを勝たせて貰いたいです。

そして、相馬監督には次節までになんとか課題を潰して連動した守備、連動した攻撃で相手を圧倒して快勝して欲しい。

 


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