上田綺世の汚名返上に期待
サッカー五輪代表の試合は残すところ3位決定戦のみとなりました。
スペイン戦の上田綺世のプレイに対してバッシングが結構あるようですが、
たしかに褒められた出来ではなかったのは確かです。
自分も苦言を呈しましたけど、それは守備についてです。
鹿島の時の3分の1も守備をしてなかったのは間違いないですよね。
鹿島の試合でもエヴェラウドと比べると守備には全然積極的ではなかったんですけど、
スペイン戦の上田はプレッシングもしない、コースを切りに行く動きも鈍かった。
これが監督の指示であれば、批判されるべきではないんですけど、
そうでないなら批判は避けられない動きでした。
ただし、ゴールを決められなかったことについては批判されるのはちょっと違うかな、と思っています、
上田はドリブルでゴリゴリ行くタイプの選手ではないので、
得点を決めるには良いパス、良いクロスが必要。
しかし、スペイン戦ではパスがまったく上田に通らなかった。
動き直しを何度も繰り返しているものの、それでもパスが来ない。
これはゴールは無理ですよね。
動き出しを見てパスを供給できる選手がいればなあ、と残念な気持ちになりました。
そうは言っても、記録的にはノーゴールなのでFWとしての評価は厳しいものになってしまいます。
そこが非常に残念です。
3位決定戦で上田の出場チャンスがあるか不透明ではありますが、
出場したらどんな形でも良いのでゴールを決めて貰いたい。
そして、しっかり走って守備でも貢献して、銅メダルを獲得して欲しい。
このままでは本人も無念だろうし、海外からのオファーも難しくなるでしょう。
A代表に選出されるチャンスも無くなってしまうかもしれない。
それは絶対に避けたいですし、上田には五輪をきっかけに飛躍して貰いたい。
だから、残り一試合にすべてを賭けるためにも、練習からしっかりアピールして先発を掴んで欲しい。