日本代表v.s.セルビア代表戦の感想
昨日は日本代表の試合でした。
まあ、サッカーダイジェストでセルジオ越後氏が言っているように
ちょっと物足りなさは残る試合でした。
もっとやれたんじゃないかな、というのが素直な感想です。
ベストな状態のチームを呼べないという事情はあるにせよ、
なんともなあ、という試合でした。
ベストじゃない状態のチーム、つまり弱いチームとやって勝ったとしても
強化に繋がるかっていうと、なかなか難しい話です。
昔は強豪国を読んで試合をしていた時代もありましたけど、
相手がそもそも本気じゃなかったし、欧州や南米から来てるからコンディションも整ってなかったので、
当時の日本でも勝ててしまえたんですよね。
ただ、ビッグネームの選手がいるチームと試合して勝ててしまえるので
「日本強いんじゃね?俺たち凄くね?」
と錯覚していました。
そうやって勝ってしまうのでFIFAランキングもどんどん上がって
さらに錯覚してしまったんです。
結果、98年W杯のアジア地区最終予選で現実にぶつかって大苦戦となったんですけどね。
セルジオ越後氏はそんな時代を知っているから警鐘を鳴らしてくれてるんだと思います。
この状況なので、勝てて当たり前の相手としか試合ができない。
だから、勝ったからと言って勘違いをしてはいけない、と。
というわけで
勝てたことは良かったけど、内容をもっと突き詰めて行く必要があるし、
勝ったからと言って勘違いをしてはいけないのです。
まだまだワールドカップ予選は続くので油断することなく、
しっかりと地に足のついた闘い方をして行って貰いたいですね。
ただ、
植田がスタメンで出場し、完封したということは素直に嬉しいです。