天皇杯を舐めてかかると足元掬われますね。
天皇杯で波乱が起こってますね。ジャイキリは起こりがちとはいえ、2回戦から横浜FMとFC東京が敗退というのはビックリです。
しかもリーグ戦で圧倒的な強さを誇る川崎が長野にPKで辛勝ということで本当に天皇杯を戦うことの厳しさを思い知りました。
プロもアマも参加する大会なので、プロチームとしてはリーグ戦を戦いながらこなす必要がある一方で、
アマチームは天皇杯に照準を絞って「俺たちの強さを見せ付けてやる」
「俺たちだってプロに勝てるってことを証明してやる」
と気合満々なんですよね。
J1のクラブとしては、主力は休ませたいし、
若手や新戦力に試合経験を積ませたいし、
戦術のオプションを試したいしなどなど、
格下相手だからこそ、試合とテストを同時にやろうとしてしまうところがあるんじゃないかと。
「勝てるだろう」というプロと
「絶対にやってやる」というアマとでは、
モチベーションが違うんでしょうね。
実際、自分だって格下とやる時に「いやいや、負けないっしょ?」と思っている時がありました。
でも、プレシーズンマッチでもないし、テストマッチでもない。歴史あるタイトルを賭けた公式戦なのです。
2回戦であろうと、相手が格下であろうと、勝たなくてはならない大事な試合です。
連戦が終わり、少し気が緩んでいるところも今はあるかもしれません。
でも、他チームの状況を見て、試合に挑む以上は勝ちにこだわる必要があると再認識しました。
来週の天皇杯では若手やカイキを試しつつも、しっかりと勝てる布陣で挑んでいただきたいものです。