林には期待しかありません
“出世番号”「23」を背負う鹿島DF林尚輝、「外国籍FWも圧倒できる選手を目指す」
プロ初ゴールが貴重な“先勝”を手繰り寄せた。鹿島アントラーズは2日、YBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第1戦で清水エスパルスと対戦し、1-0で勝利した。決勝点をマークしたのは、今シーズン、大阪体育大学から加入したルーキーの林尚輝だ。
開始早々の8分、清水が課題としているセットプレーから先手を取った。永木亮太が蹴った左CKに林がファーサイドから飛び込み、打点の高いヘディングシュートを叩きつけた。
「練習の形から自分がファーに入って、折り返しや得点を狙っていた。(永木)亮太くんが本当に良いボールを蹴ってくれたので、自分は思い切って走り込む感じでヘディングするだけでした。今日の試合は本当に勝ちたいと思っていて、自分としても結果が必要になる試合だったので、そこで1つ結果を出すことができて率直にうれしい」
ホーム&アウェイ方式で行われるプレーオフは、先勝はもちろん、アウェイゴールにも大きな価値がある。相馬直樹監督は「本人も非常にうれしいと思いますし、アウェイゴールはチームにとっても貴重なもの」と評価した。
林の背番号「23」は、かつて昌子源(現ガンバ大阪)や植田直通(現ニーム)らがプロ1年目でつけた鹿島の“出世番号”とされている。クラブからの期待を背負う林は、ここまでカップ戦で6試合と出場を重ねているが、リーグ戦ではまだ出番がなく、「まだまだ満足できる結果、プレーではない」と向上心は尽きない。
クラブとしてタイトルを目指す今大会のプレーオフは、1-0で90分の“折り返し”を迎えることに成功したが、清水が外国籍FWチアゴ サンタナを投入した後半は攻め込まれる時間帯もあった。
「自分の中で最低限のプレーはできたかなと思っているけど、フィジカルでも(外国籍選手を)上回らなければいけないし、外国籍FWも圧倒できるのが鹿島のセンターバック。そういう選手を目指したい」
頼もしく成長を続ける林がもたらしたアドバンテージをホームに持ち帰り、中3日で行われる第2戦に臨む。
SOCCER KINGより
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20210603/1536295.html
出世番号を着けて価値あるゴールを決めた林の頼もしいコメントですね。
現時点でのCBの序列では犬飼、町田が軸となっていますが、
非凡なセンスがあることを清水戦で証明してくれた林にはすごく期待しています。
ザーゴが起用にあまり積極的ではなかった印象がありますが、
相馬監督になってカップ戦でしっかり出番を掴んでステップアップしている感じがあります。
代表戦で町田が不在となっている今、林にはすごくチャンスですし、
応援する側としては林に期待して頼るしかありませんでしたが
しっかりと期待に応えて決勝ゴールを決めて完封できたことで
監督やサポの信頼をしっかり掴んだ印象です。
もちろん課題はまだまだあるでしょうが、林なら23番からさらに一桁背番号へと出世する活躍を続けてくれるんじゃないでしょうか。
頑張れ!林!