林の価値あるゴールで勝利!しかし課題は残りました
【ルヴァン杯】 プレーオフ第1戦、鹿島が敵地で先勝!林尚輝のプロ初弾で清水を1-0撃破
ルヴァンカップのプレーオフステージ・清水エスパルス対鹿島アントラーズは6月2日、第一戦がIAIスタジアム日本平で行なわれ、アウェーの鹿島が1対0で勝利を収めた。
試合は、開始8分に均衡が破れた。鹿島は左コーナーキックを得ると、永木亮太のクロスに大卒ルーキーの林尚輝がヘディングシュートを叩き込み、ゴールネットを揺らす。林のプロ初ゴールが決まり、鹿島が先制する。
鹿島はその後も畳み掛け、ファン・アラーノやエヴェラウドが強烈なシュートで清水ゴールを襲うが、追加点は生まれない。
後半、清水はチアゴ・サンタナや中村慶太らリーグ戦の主力組を投入してホームでの同点を狙うが、シュートは枠を捉えきれない。
結局、試合は1対0でタイムアップ。鹿島が敵地での第一戦をモノにした。第二戦は6月6日(15時)、県立カシマサッカースタジアムで行なわれる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
サッカーダイジェストWeb
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今夜はA代表対U-24代表の試合があるため、ルヴァン杯の試合の翌日なのに日本代表のことばかり大きく扱われているのが残念ですが、
やはり勝った翌日っていうのは気持ちが良いものです。
これもやっぱり林の美しいヘディングシュートのおかげですよね。
永木のキックの精度と林の入り方とタイミングがバッチリ決まった芸術的なゴールでした。
好事魔多しと諺がある通り、勝ったからと言って浮かれていると足元を掬われてしまうので
見つかった課題はしっかりと解消して行って貰うことを期待するとして、
まあ、でも、勝って良かったです。
昨日の試合で光っていたのは三竿だと思います。
球際の厳しさというか激しさで相手を潰しに行く姿は闘将でした。
完封とはいえラッキーに助けられた決定的なピンチもありましたが、
三竿がある中盤で早めに潰してくれていたからあの程度で済んだのではないかと思ったりします。
相馬監督はレオシルバとピトゥカのコンビを二試合連続で起用しているのですが、
個人的にはボランチの軸は三竿が担った方がいいと思いますし、
精神的支柱になって来た三竿をスタメンから外すのは非常に勿体ない気がします。
怪我とかコンディション的な問題ならば仕方ないとして、そうでないなら三竿を推したいです。
あと、どうしても気になるのがカイキですね。
あまり相手に脅威を与えたり、違いを見せるプレイがほとんど無かった印象です。
加入前に見た動画ではパワフルなミドルシュートを決めていたのですが、
今のところはそういった思い切りのある豪快なプレイはなく
コンディションがまだ上がって来てないのかもしれないけど、
早く「さすが」というプレイを見せて欲しいですねえ。
カイオの移籍についてクラブ間での交渉に入っているとのことで、
もしカイオが戻って来たら、出場枠を巡っての競争が激化することは必至です。
そうなるとカイキは覚醒しておかないとヤバイですよ。
日曜日のホームでの対戦ではどんなスタメンになるかまったく予想がつきませんが
カイキが起用されるようであれば、大活躍をお願いしたいですね。