ルヴァン杯 プレーオフ 第1戦 v.s.清水(AWAY)の速感
前半の早い時間帯に永木の精度の高いCKを林がキレイにヘディングでゴールネットを揺らした時は気持ち良かったですねー、マジで。
清水はリーグ戦で15位で、好調とは言えないチーム状況ということもあり、
試合の入りはあまり良くありませんでした。
この試合の前が川崎戦だったこともあり、どうしても迫力に欠けるような印象を持ってしまいました。
寄せも甘く、球際の執念を感じなかったので、早めに畳み掛けて試合を決めに行きたいところでした。
が、前節から全てのメンバーを変えていたこともあり、鹿島のペースもあまり上がらず、
不調の清水に付き合ってしまう形となり、徐々に勢いが落ちてしまいました。
実際に個々の選手は奮闘していたし、誰一人として手を抜いているわけではないのですが
チーム全体としてなかなかペースが上がって行かない感じでした。
徐々にホームの清水がペースを上げて来て、何度もサイドを突破されるようになり
たまたま入らなかったり、最後の最後で精度を欠いてくれたことで助かるというシーンが何度もありました。
ポジションを変えて修正を図ったことでチームのギアが上がった清水に対し、
鹿島は一旦落としたギアがなかなか上がらないというのが続き、開幕戦の二の舞になるんじゃないかとヒヤヒヤしながら見ていました。
結果、なんとか完封に成功し、林のプロ初ゴールで勝利することができました。
ちょっと危なかったんじゃないかなあ。
勝ったけど、反省材料も多い試合となってしまいました。
アラーノは先発だと交代の時よりも試合への入りがスムーズで空回りが少ないです。
でも、シュートが決まらないのは相変わらず。
キーパーの正面だったり、完全な枠外だったり、シュート技術があればなあって思いました。
カイキもまだまだ体が重そうでした。
スピードで勝負するタイプではなさそうですが、
キレキレの状態のカイキはいつ見れるのでしょうか。
とはいえ、エヴェラウドのセンタリングをボレーで決めようとしたシーンは見応えがありました。
あれが決められるようになると嬉しいなあ。
あ、そうだ。
エヴェラウドが久しぶりにスタメンで見られたのは良かった。
ゴールは決められなかったのは非常に残念ではありますけど、
アバウトなロングフィードをしっかりと収めるところはさすがでした。
やっぱり前線に彼がいると安心できます。
まだまだコンディションが万全ではないのでしょうけど、
爆発的なゴールラッシュを見られる日を期待しています。
内容は改善すべき点はあったにせよ、アウェーで完封勝利できたことは大きい。。
有利な状況で日曜日のホームゲームを迎えることができるので、油断は禁物ですが精神的に有利です。
アドバンテージがあることでよりアグレッシブに行けますからね。
今日の反省点をしっかりと解消して、日曜日に向けて万全の準備をしてくれると信じてます。
我慢の時間が長かった試合でしたが、とにかく勝てて良かったです。
鹿島が清水に先勝！ 林尚輝のプロ初ゴールを守り抜き第2戦へ／ルヴァン杯PO第1戦
JリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第1戦が2日に行われ清水エスパルスと鹿島アントラーズが対戦した。
Aグループ1位の鹿島とDグループ2位の清水がプライムステージ進出をかけIAIスタジアム日本平で激突した。
試合は前半早々に動く。8分、左ＣＫを得ると、キッカーの永木亮太がクロスを供給。林尚輝が走りこんでヘディングシュートを叩き込んだ。22歳の林にとってはプロ初ゴール。鹿島が幸先よく先制に成功した。
その後も三竿健斗、ファン・アラーノ、エヴェラウドと鹿島が立て続けにチャンスを迎えたが決めきることはできず。一方の清水は試合中盤からアプローチを変えゴールに迫る。エウシーニョが右サイドから折り返すと、鈴木唯人が合わせる。しかしこれはGKクォン・スンテがセーブした。
ビハインドで迎えた後半清水はエウシーニョ、ディサロ燦シルヴァーノに代えて片山瑛一、チアゴ・サンタナを送り出す。58分には中村慶太、竹内涼の中盤2枚同時投入で攻勢に出る。しかし鹿島の集中した守備を崩すことができず。お互いにチャンスを作るもネットを揺らすことができない。
試合はこのまま終了。前半のゴールを守り切った鹿島はアウェイゴールを手にし、次戦に臨む。第2戦は6月6日に県立カシマサッカースタジアムで行われる。
【スコア】
清水エスパルス 0－1 鹿島アントラーズ【得点者】
0－1 8分 林尚輝（鹿島アントラーズ）SOCCER KINGより
https://www.soccer-king.jp/news/japan/ync/20210602/1535945.html
