敗戦を振り返るのは嫌なんですけど。。。

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違い感じた川崎Fの圧、鹿島も悔しさと敗戦糧に駆け上がれ

<明治安田生命J1:川崎F2-1鹿島>◇第17節◇30日◇等々力

鹿島アントラーズは川崎フロンターレに1-2で敗れた。鹿島は公式戦で、18年9月のルヴァン杯を最後に川崎Fから勝利を奪えていない。幾度と苦い思いをしてきたが、今回の対戦は、後半に限れば互角の戦いができたのではないかと思う。前半は、前線から果敢にプレスをかけたが、川崎Fの高い技術を駆使したパス回しにいなされた。後半は、相馬直樹監督が掲げる「チャレンジャー精神」でゴール前に迫力ある攻撃を仕掛け、MF荒木遼太郎、土居聖真、FW上田綺世が絡んだ攻撃が、川崎Fの守備ブロックを脅かした。相馬監督は試合後、「後半やったことを前半からやらなくてはいけなかった。チャレンジャーとしてもっと怖がらずにやらなくてはいけなかった」と振り返った。

川崎Fは初タイトルを獲得した17年、元日の天皇杯決勝で鹿島アントラーズに2-1で敗れている。記者は当時、川崎Fを担当していた。16年11月にはJリーグ・チャンピオンシップのセミファイナルで鹿島に敗れ、タイトルを阻まれた。17年シーズンを前に、FW小林悠、DF谷口彰悟が「練習から厳しさを求める差が鹿島との差につながっている」と振り返っていたのを思い出す。鬼木達監督が就任後「うまいだけじゃ勝てない」と激しい球際と闘う姿勢を植え付け、練習から試合以上の激しい守備が日常になっていった。

もちろん、川崎Fの技術の核である「止める・蹴る」の向上も突き詰めていった。各選手が「どこにボールを止めて置くか」など、1本ずつの質にこだわり、トラップ、パス、ターンなど中身の濃い練習に取り組んでいたのが印象的だった。18年に2年連続でリーグ制覇を果たした際、中村憲剛氏はこう話した。「自分たちがやるべきことをやれば、違う次元にいけるサッカーになると思っている。それを目指せる環境に今、フロンターレがあって、連覇できたのは、グラウンドはうそをつかないということ」。それから3年。中村氏の言葉通り、開幕から20試合無敗と次元の違うサッカーでリーグを独走している。

「技術あっての戦術」と言われるが、パスのスピードや質、トラップ、ポジショニングを含め、総合的に川崎Fが上だったように思う。鹿島のDF常本佳吾は大卒1年目ながら1対1の強さを発揮し続けたが、最後の最後で川崎FのMF長谷川竜也にクロスを許し、決勝点を奪われた。常本は試合後「自分たちも、勝ち点を積み重ねていく中で自信を持ってやったつもりだが、川崎の圧は、他のチームとは違ったのは個人的に感じている」と悔しさを口にした。

川崎Fは鹿島とのタイトルが懸かった試合での敗戦を糧に、王者へと駆け上がっていった。鹿島は19歳の荒木をはじめ、東京五輪世代のDF町田、FW上田、GK沖と若い選手が多い。鹿島伝統の「球際の強さ」「前への姿勢」も相馬監督が就任後、浸透しているように感じる。各選手が、川崎Fとの対戦で感じた悔しさと課題を実践に移していけば、再び栄冠を手にする日が来るはずだ。【岩田千代巳】

日刊スポーツより
https://www.nikkansports.com/soccer/news/202105300001662.html

敗けた試合を振り返るのは本当は嫌なんですけど

敗けた理由をきちんと分析しなければ次に繋がらないですよね。

「あ~あ、負けちゃったよ」

で済まされるチームではないのです。

レアルマドリードのジダン監督が辞任しましたが、

このチームでタイトルを獲れなかった責任を取ったとのことです。

鹿島アントラーズをレアルと並べて考えるのはおこがましいかもしれませんが、

国は違えど、クラブ創設30周年で20冠を獲得していて、J最多勝利数を誇るチームである以上、

やっぱりタイトルを獲るというが使命となっているは間違いないですし、

だからこそ、「あ~あ、負けちゃった」と笑うことは許されないのです。

獲れなければ辞めるという気持ちで臨んで欲しいのです。

(ザーゴはテコでも自分から辞めませんでしたが)

昨日はパスのスピード、精度からしてまったくもって川崎が上でした。

あっと言う間にボールを繋がれて、展開されてしまうシーンが何度もあり、

それに翻弄されてなんとか常本が三苫選手を抑え込んで凌ぐという展開は

マジで疲れたし、不安が膨らみました。

いつやられてもおかしくない、そんな展開でしたよね。

後半はそれが改善されていたということは、やっぱり気持ちがビビッていたことが大きな要因だと思いました。

確かにパスのスピードと精度と共通理解は凄かったけど、受け手に回り過ぎていました。
前半の早い段階で「行けるぞ」という空気を作り出せなかったのが本当に大きい。

言葉でも態度でも良いから「相手の急所は俺が潰してやるから行くぞ」という選手が出現して欲しい。

その役目を期待していた三竿はなぜかベンチ外だったのも痛い。

キャプテンがベンチ外ってどうなっているのでしょうか。

怪我じゃないなら三竿は絶対に必要。

自分にも厳しく、周りにも厳しく、周りの手本になれる選手が現場監督としての役割を担えないと強敵相手には厳しい試合になってしまいます。

昨日のキャプテンマークはレオシルバが前節に続いて巻いてましたが、

良い選手ではあるものの、選手のお手本になってチームを引っ張れるか、というと

三竿の方が上だと思います。

サッカーはメンタルのスポーツだし、チームを鼓舞し、安心させる存在は不可欠です。

もちろん、技術と戦術も重要ですが、

いざという局面ではどうしても気持ちで優位に立ってる側が余裕を持ってプレイができてしまうし、

ビビってる方は受け手に回ってしまいます。

戦術の落とし込みと同様に、そういった存在になれる選手をきちんと育て、自覚を持たせるようにして欲しいと思いました。

ダブルは絶対に許されません。

ホームでの試合には絶対に川崎に勝つ。

そのためにしっかりとしたチーム作りを進めていただきたい。

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