再出発で鹿島らしさを取り戻したのは大きいっす

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相馬アントラーズ、らしいウノ・ゼロ再出発「何かを起こせないわけでない」

<明治安田生命J1:徳島0-1鹿島>◇17日◇第10節◇鳴門大塚

相馬直樹新監督(49)の初陣となった鹿島アントラーズは、徳島ヴォルティスに1―0で競り勝った。

強いアントラーズを取り戻す-。14日に就任したばかりの相馬新監督の強い決意が、選手にも乗り移っていた。伝統の速いプレスと激しい球際の攻防でボールを奪い、相手にボールが渡っても、ドンと構えて堅いブロックで応戦。前節まで8試合12失点と不安定だった守備が安定。アウェーで前半31分のDF町田のセットプレーからの1点を守りきり、今季初の無失点勝利で、リスタートを切った。

コーチから昇格した相馬監督は「今日、勝つことが非常に重要だった」と安堵(あんど)の表情。「最初から最後まで集中力を含め、素晴らしい戦いをしてくれた」と選手に感謝した。成績不振でザーゴ監督が解任され、新監督が指導した練習はわずか3日。クラブOBは、伝統の「ジーコスピリット(誠実、尊重、献身)」など、鹿島イズムを意識付けした。効果はてきめん。許したシュートはわずか2本だった。

16日に25歳になったばかりのMF三竿主将も、迷いから解き放たれたようにのびのびとプレーした。「自分の武器を出さなければ意味がない。まずは得意の守備で試合に入ることを意識した」と、持ち味のボール奪取などが光った。勝負強さが伝統の鹿島らしいウノ・ゼロ(1-0)での勝利だった。順位は15位から上げたが、まだ12位。順位に常勝軍団らしさはない。

ただ、切り札ともいえる来日済みの強力新外国人、カイキ、ピトゥカという両MFが加われば、チームの層は間違いなく厚くなる。指揮官は、首位川崎Fとの勝ち点差20は計算していないというが「今日も含めて(まだ)30試合、90ポイントある。何かを起こせないわけではない」。強い鹿島の復活を掲げ“振り向けば鹿島”となるまで、新体制で勝ち点3を積み上げる覚悟だ。【岩田千代巳】

日刊スポーツより
https://www.nikkansports.com/soccer/news/202104180000071.html

就任の記者会見、試合後の記者会見を見て思ったのは

すごく慎重に言葉を選びながら話していたことです。

鹿島アントラーズの監督に就くという責任の重さがとても伝わって来ました。

威勢は良くて、期待だけ煽っていたけど内容がまったく空っぽな指導者とは違って
(誰とは言いませんけどね)

相馬監督からは「できることは何か」「何をやるべきか」を真剣に考えているのが伝わって来ました。

無責任なことは絶対に言わない、すごく真面目でまっすぐな人間性なのを改めて感じました。

そうそう、記事にありますが、
本当に三竿に輝きが戻って来てましたよね。

前任者のサッカーが選手の能力をとことんまで下げて苦しめていたのが分かります。

「不調だ」とか言われてましたけど、

違いますよね。前任者のあのサッカーでは大抵のボランチは活躍できない気がします。

本当に指導者の力っていうものの重要性をここまで思い知らされたのは初めてかも。

もちろん、これまでの監督全てが有能だったとは言わないですよ?

でも、ここまでチーム力が落ちたのは経験がありません。

鹿島の選手の多くが迷って苦しんでいたんだろうなって思います。

その苦しみから解放された今、選手には存分に鹿島らしいプレイを見せて貰いたいです。
初戦は1-0でしっかりと勝ちました。

しかもCBのヘディングゴールを守って完封で勝ち切るだなんて、

なんだか秋田や岩政を彷彿させる勝ち方じゃないですか。

次も堅守をベースに勝ち切るサッカーを見せて貰いたい。

相馬監督とともにガッツポーズで試合を終えたいです。

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