俺たちの沖悠哉
J1全20クラブGKタイプ別分析(3)鹿島アントラーズ。沖悠哉は何タイプ? いよいよ“沖時代”が到来
いよいよ沖悠哉の時代がやってきました。昨年は24試合に出場して、クォン・スンテが7試合、曽ケ端準(引退)が1試合。沖が年間を通して守れるようになると「常勝鹿島」が復活すると予想しています。
カギは沖自身が握っています。セカンドGKに韓国人のベテラン、クォン・スンテがいることも大きい。厳しい序盤戦だった昨シーズン、GKだけは大崩れしなかったのは、曽ケ端とクォン・スンテの良好な関係性によるもので、リスペクトしあっているという話はよく聞きました。
沖はサイズがあるだけではなく、ビルドアップも得意な足下の能力に長けている若手の代表的な万能タイプです。ビルドアッパーながら1年目にしてはシュートにもよく対応していた印象もあります。序盤戦で勝てなかった鹿島が沖の登場から盛り返したという点からも、ラッキーボーイ的な要素も持っています。
(構成:吉沢康一)
FOOTBALL CHANNEL より抜粋
https://www.footballchannel.jp/2021/03/24/post415699/
昨シーズンからポジションを掴んだ沖です。
鋭い反応のGKという評判で入団したものの、スンテと曽ケ端の牙城を崩せずにいました。
なかなか実戦で見る機会が無く、実力はいかに?と思っていたら
デビュー戦で落ち着き払ったプレイを見せてくれました。
これで一気に序列が入れ替わり、後輩の山田も先発を務めることがありましたが
第一GKとして完全な信頼を得ることとなりました。
もちろん経験値が少ないからミスもあったけど、それでも沖からは未来が見えます。
キックの精度も高く、サッカーIQも高いので、さらに飛躍してくれることを期待しています。
そういえば、曽ケ端も最初はGKの序列を変えるまで時間がかかりました。
当時は高桑という超素晴らしいGKがいましたので、仕方ない側面もありましたが、
高桑が骨折で離脱した穴をしっかりと補うことができたのは曽ヶ端の努力と才能の賜物だったと思います。
沖にはこういった偉大な先輩に続いて貰いたい。
古川も高桑も曽ヶ端も日本代表に選出されていますので
沖にもぜひ日本を代表するGKになって欲しいところ。
今はザーゴサッカーで守備が組織としてボロボロではありますが、
なんとか頑張って鹿島を勝利に導いて貰いたいです。