FC東京戦の余韻に浸る
勝った翌日の目覚めの良さは格別です。
そして、何よりも各紙の記事を読むのも楽しい。
報知の記事は特にセンスが良くて好きだったりします。
鬼木監督は詰将棋が得意なんだろうなって思いました。
序盤押し込まれたり、ピンチがあって劣勢となっても徐々に盛り返すし、
選手交代でひっくり返すんですから本当に頼もしい。
良い選手を揃えながらも勝負強さを失い、勝てた試合を取りこぼすというのがここ数年続いていました。
特にポポビッチ時代はそれが顕著で、前半すごく良い形を作ってゴールを奪い、「これは楽勝ペース」と思わせておいて
後半に対策を取られると何も手を打てずに終わってしまうと言うのが近年の鹿島の勝負弱さを象徴してました。
で、鬼木監督は違うんですよね。
川崎時代も飲水タイムに的確な指示をして一気に形成を引っくり返して逆転勝ちしたり、
終盤の選手交代から一気に逆転勝ちをするなど、勝負強い印象がありましたが、
鹿島でもそんな感じですね。
上記の報知の記事で「記録には興味無い。ただ勝ちたい。」と言うコメントがありましたが
勝負に拘る監督なんだなと言うことが改めて伝わって来ます。
とはいえ、シーズンには波があり、今がたまたま良い流れということもあるかもしれないし、
選手の調子がフィジカル、メンタルともに常に一定してるわけでもありませんし
この先怪我人や出場停止などでメンバーが思うように組めない時もあるでしょうから、
その時にどうやって勝つか、勝たせることができるのかが、ポイントになるでしょうね。
さてさて
昨日の試合を改めてハイライトで見直して見ましたが、早川のミスはやっぱりやってはいけないミスでした。
不用意にGKがボールを持ってしまうのは本当に危険。注意しないといけません。
危うく1997年のチャンピオンシップの佐藤洋平になってしまうところでした。
勝ちながら課題を克服して行く、その姿勢で着実に勝って行きましょうね。