理想の速攻で初勝利
鹿島、新監督で初勝利 理想の速攻で逆転―Jリーグ
リーグ戦初采配となった一戦で逆転勝利。
鹿島のバイラー監督は「厳しい試合だったが、修正して逆転できてよかった。結果を出してくれた」と選手をたたえた。
0―1で迎えた後半早々、上田の右足が流れを呼び込んだ。縦パスを受けると、相手2人を引き連れ中央へ。ペナルティーエリア外からゴール右隅にたたき込んだ。「イメージ通り。自分のゾーンなので、貪欲に打ちにいった」。エースの同点弾でチームは息を吹き返した。
バイラー監督が求めるのは、攻守の素早い切り替え。後半の2点は理想的な速攻からだった。指揮官は「現代サッカーでは重要なこと。相手の守備が整っていないところで攻める。そういう意識で得点が生まれた」とうなずいた。
新監督の戦術について、上田は「新しい監督が来て、一番変わったのはハイプレス。攻撃も守備も前向きにやる。攻撃陣も後ろを信頼してやっているし、お互いに刺激し合えている」と言う。これで3連勝。クラブ史上初の欧州出身監督が吹き込んだ新たな風は、攻守に相乗効果をもたらしている。
昨日はホームで逆転勝利でヴァイラー監督の初勝利となりました。
おかげで気分の良い朝を迎えております。
攻守の切り替えの速さがすごく印象的でした。
後半になって強度が落ちて来ることを回避することと攻撃のギアを上げることを目的とした選手交代が上手くハマりました。
交代で入った仲間の献身性は本当に素晴らしかったです。
そしてアラーノも空回り連発をすることなく結果を残せたことが大きい。
アラーノといえば、凄い頑張り屋さんなんだけど空回りでチャンスを壊すというシーンが多かったのですが、
ヴァイラー監督の指導でそこが改善したら今季は大活躍できるかもしれませんね。
ヴァイラー監督が合流するにあたって、一番危惧していたのは、選手の特徴を把握してなくて、
さらに岩政コーチが良い形で結果を出して来たベースをぶち壊して、更地からチームを作り始めてしまうのではないかというところでした。
これはザーゴ元年で本当に痛い目に遭ったのでトラウマになってるわけですが、
昨日の試合を見る限り、どうやらその点は大丈夫かもしれないと思いました。
とはいえ、三竿の大奮闘で守り切れたという部分が大きいので、
さらに安定した戦い方で勝利できるようになって行って欲しいです。
それにしても、上田のゴールは何度見ても凄い!