五輪代表、メダル獲得ならず・・・
3位決定戦はメキシコに完敗となりました。
メダルをまたしても逃すという結果になりましたけど、
主審のレベルが非常に残念ではありましたけど、
内容的にメキシコが上回っていました。
チームとしての完成度、個々のレベルも高かった。
たらればを言っても意味は無いですが、上田と三苫が怪我の無い万全の状態で事前合宿とテストマッチをこなせていればなあ、と思います。
昨日の試合では両選手とも途中出場となりましたけど、
非常に入り方が良かった。
三苫はドリブルのキレもあったし、球離れもも良く上田へのボールも供給できていて
ドリブルで見事な切り返しからキレイなゴールを決めたのはさすがの一言でした。
上田もスペイン戦とは違って守備もしていたし、ボールを呼び込む動きも良かった。
勿体なかったのは、その上田を周りが活かせなかったこと。
それを象徴していたのが、堂安がボールを持ち、上田が前線で鋭い動き出しでライン裏に抜け出そうとしたシーンでした。
今出せば間違いなく決定機になるというタイミングで、堂安はパスを出さずにドリブルで抜こうしてして自滅してしまいました。
あのタイミングでFWにボールを出さないっていうのは、堂安の視野の広さもあるでしょうし、
練習ですり合わせができてなかったのもあったと思う。
とはいえ、中村俊輔だったり中村憲剛と柴崎岳といったパサーがだったらきっとパスを出していただろうと思います。
視野の広いゲームメイカー不在のチームでしたので
これがチームとしての限界なんだな、と思い知らされたシーンでした。
そうは言っても最後までしっかり闘い抜いたわけですし、
ベストを尽くして4位というわけですから、選手たちには胸を張って貰いたいです。
上田も今夏に海外からのオファーが届くようなインパクトは残せませんでしたけど、
この結果を見返す活躍を鹿島で見せ付けて貰いましょう。
代表での借りは代表で返すしかありません。
鹿島で結果を残し、A代表に選ばれる選手になって、W杯最終予選と本戦で活躍してこの借りを返しましょう。
五輪は大借金を残してもうすぐ終わりますが、リーグ戦もカップ戦も続きます。
上田と町田は胸を張って鹿島に帰って来て貰って、大活躍を見せて付けて貰いたいです。