サッカーダイジェストの採点&寸評を読んでの感想

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【J1採点&寸評】大分0-0鹿島|エース封じを完遂した大分CBがMOM!鹿島も町田、杉岡ら守備陣を評価

鹿島――九州特有の蒸し暑さと大分の守備に手を焼いた

【チーム採点・寸評】
鹿島 6
前節から先発メンバー7人を入れ替えたが、九州特有の蒸し暑さと大分のコンパクトな守備に手を焼いた。サードユニホーム初下ろしを勝利で飾れなかった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
最終ラインが3枚入れ替わったなかバタバタする場面もあった。後半は立て直し、組織的に守った。

DF
22 広瀬陸斗 6
相手のシャドーが流れ、数的同数、数的不利を作られた場面でも冷静に対応し、決定機を作らせなかった。

23 林 尚輝 6
今季初先発。町田との距離感がよく、長沢に対して前を向かせない守備でシュート1本に抑え込んだ。

28 町田浩樹 6.5
メンバーが大幅に入れ替わったなかで、コミュニケーションを図りながらラインをコントロールした。

5 杉岡大暉 6.5
白崎との縦関係のバランスは決して良くはなかったが、高い位置を取った時はチャンスを創出した。

MF
20 三竿健斗 6.5
守備では広範囲をカバーし、攻撃の際はバランスを考えながら最後まで汗かき役に徹した。

6 永木亮太 5.5(73分OUT)
的確なボールさばきで試合を組み立てたが、前線との連動性に欠いた。
鹿島――エヴェラウドは元チームメイトの前に沈黙…

MF
27 松村優太 6(88分OUT)
試合の入りはよく、前線から強度のある守備ができたが、決定機を作ることはできなかった。

7 ファン・アラーノ 5.5(75分OUT)
スペースを消され、窮屈なプレーに終始した。シュートも打てず不完全燃焼で試合を終えた。

FW
9 エヴェラウド 5.5(67分OUT)
ブラジルで元チームメイトだったエンリケとのマッチアップに苦戦。唯一の決定機だった44分の杉岡のクロスは決めたかった。

41 白崎凌兵 5.5(75分OUT)
守備ブロックを築く相手に対し、ボールを引き出せず、攻撃の形を作れず。得意の形に持ち込めなかった。

交代出場
MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6(67分IN)
中央を固める相手のわずかな隙を狙った。くさびのパスを打ち込み、こじ開けようとチャレンジした。

FW
19 染野唯月 5.5(67分IN)
最終ラインと駆け引きしスペースを狙ったが、シュートシーンに絡めなかった。

MF
11 和泉竜司 6(75分IN)
土居と同時にピッチに入り、攻撃のテンポを上げ、終盤は押し込む時間が多かった。

MF
8 土居聖真 6(75分IN)
ボランチとディフェンスラインの間でボールを受け、攻撃のギアを上げた

MF
37 小泉 慶 ―(88分IN)
疲れの見えた松村に代わり2列目の右に投入。時間短く評価なし。

監督
相馬直樹 6
引いて守る相手に対し、良さを消されたが、リスク管理を徹底し相手に得点を与えなかった。ターンオーバーしてアウェーで勝点1はまずます。

取材・文●柚野真也(フリーライター)

サッカーダイジェストwebより
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=93337

 

うーーん。なんだろう?

採点甘くない?

あと、逆に攻撃陣で唯一効いていた白崎の評価が低くない?

前節から先発を7人変えて挑んだことで、ターンオーバーはできたかもしれないけど、

なんだかなあ、って思います。

無失点に抑えたとはいえ、相手は守備をガッチリ固めていたので、

そこまで攻撃に手を焼くことはありませんでした。

それでも危険なシーンはありました。

残留争いをするぐらい調子が悪いチームを相手にして、シュートを3本っていうのはやっぱりダメ。

相馬監督には期待しているし、選手時代から大好きなので頑張って貰いたいけど、

6点の評価については大分戦については高過ぎるかな、と思いました。

スタメンのボランチの構成はもちろんだし、攻撃陣で効いていた白崎を下げたこともそうだし、

エヴェラウドと下げて染野を入れたこととか、

スタメンと交代策がなんというか納得できなかったです。

引いた相手には松村のスピードでは活きないので、和泉と白崎の二列目の方が良かった気がします。

あと、何度も言いますけど、トップ下はアラーノではなく荒木でしょうね。

ピトゥカとカイキが合流し、アラーノとエヴェラウドが復帰するまではチームとして調子が良かっただけに、

下手に助っ人に頼るとバラバラになってしまうのかもしれないと思ってしまいました。

勝ちたい気持ちを前面に出し過ぎて、独力でなんとかしようと頑張りすぎてしまうのかもしれません。

時にはそれも必要なんですけど、もっといい方向に彼らの能力を引き出すことはできないものでしょうか。

ちょっと勿体ないです。

 

ただし、収穫はありました。

林がリーグ戦初先発で完封できたこと。

とても落ち着いて声も出していたし、このまま伸びて行って貰いたいと思えました。

あとは和泉がリーグ戦に復帰できたこと。

しかも、しっかりと攻撃で効いていたのが嬉しい。

昨シーズンはザーゴ采配で重用されたものの、ザーゴサッカーの中で苦しんで輝きを失っていました。

昨日は別人のように攻撃に絡んでいたし、試合勘がしっかり戻れば二列目が強力になるのではないかと思いました。

相馬監督にまず着手して欲しいのはボランチの組み合わせ。

ピトゥカをどうしても起用しないといけないなら、相方は三竿、永木、小泉です。

ここのバランスを改善するだけで一気に調子を戻せる気がします。

あと、トップ下は荒木がベストな選択だと思います。

次節のスタメンでどこまで相馬監督が現状を分析して改善して来たかが見えるはず。

期待しているし、修正してくれると信じているので、なんとか頑張って貰いたいです。

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