白崎は頼りになると改めて感じました
【鹿島】「自分の力不足で勝てなかった」。値千金の同点弾も、白崎凌兵は決定機逸を悔やむ
5月5日、JリーグYBCルヴァンカップはグループステージ第5節が開催され、鹿島アントラーズはアビスパ福岡とカシマスタジアムで対戦。前半にジョン・マリに先制点を奪われるも、白崎凌兵のゴールで引き分けに持ち込み、プレーオフステージ進出を決めた。
同点ゴールは見事な連係から。「やっさんだったら出してくれると」
1点ビハインドの31分、右サイドの広瀬陸斗からゴール前の遠藤康にクロスが送られると、背番号41が静かに動き出した。遠藤が相手DFを引き連れて空けたスペースに白崎凌兵が進入し、遠藤のヒールパスを左足でゴールに蹴り込んだ。
「いつも練習で一緒にやっているので、やっさん(遠藤)だったらヒールで(パスを)出してくれると思いました。その通りに良いボールが来て、あとはしっかり(シュートを)枠に入れるだけでした」
福岡に先制を許す展開となったが、白崎と遠藤の見事な連係から生まれたゴールで試合を振り出しに戻し、その後も一気呵成に攻め込んだ。しかし、多くのチャンスをつくりながらも追加点を奪えない。そんな中、69分に再び白崎に決定機が訪れた。
「郁万(関川)がヘディングしたとき、自分としては(ボールが)来てもいいように準備していました。ただ、しっかり枠に決められなかったというのが結果なので…」
CKの流れから広瀬がゴール前にクロスを上げ、関川がヘディングで折り返した。ゴール前で待ち構えていた白崎は右足で合わせるが、ボールは枠を外れ、頭を抱えた。「チームとして勝ち切れなかったという結果に直結したシーンだと思っています。ワンチャンスをしっかりとモノにできるように、自分自身で意識してやっていくしかない」と絶好のチャンスを逃し、勝利をつかめなかった責任を自らに課した。
「今日は自分の力不足で勝てなかった。できれば先に失点したくないけれど、先に失点することもあるのがサッカー。そこで逆転できる力をつけていく必要があります」
チームは勝ち点1を得てプレーオフステージ進出を決めたが、「自分たちはどの試合も勝つことを目指してやっている」と白崎は話す。ホームで勝ち切れなかった悔しさを次なる戦いへの糧にし、深紅の戦士たちはこれからも進化し続ける。
サッカーマガジンWebより
https://soccermagazine.jp/j1/17450727
遠藤のヒールパスからの白崎の見事な同点ゴールでした。
白崎はテクニックと駆け引きの巧さで安定して活躍してくれるので本当に心強いです。
先制ゴールのキッカケとなってしまった小泉へのパスも残念ではありましたが
同点弾でしっかりとリカバリーしてしまうところが素晴らしかった。
ただ、そうですね。惜しいシュートがありました。
あれが決まっていれば、と思います。
ザーゴにより干されてしまった期間があったのに、
試合に出ればしっかりと結果を出せるのが彼の能力の高さを証明しています。
逆転ゴールを奪えなかった借りは次戦で晴らして貰いましょう。
白崎ならきっと期待に応えてくれるはず!