急な配置変換での勝利

2023-02-19

鹿島が常勝軍団復活へ「どん底」から２発快勝発進　シーズン前不調も配置転換が奏功

◆明治安田生命Ｊ１リーグ　▽第１節　京都０―２鹿島（１８日・サンガスタジアム）

明治安田生命Ｊ１リーグは８試合が行われ、７季ぶりの優勝を狙う鹿島は２―０で京都に快勝。Ｊ３０周年の節目で、常勝軍団復活へ好発進した。

＊　＊　＊　＊

抱えていた不安の分だけ、鹿島に笑顔があふれた。前半８分、ＣＫからのクリアボールをＭＦディエゴピトゥカが左足ボレーで先制。同３４分には、ＦＷ知念が川崎から移籍後、初得点となる追加点を決めた。ピッチ、ベンチ前でも派手な抱擁が繰り返された。「（開幕前は）どん底だったので。決められて良かった」と知念。快勝に、真っ赤に染まるアウェースタンドが揺れた。

開幕前、水戸に敗れるなどＪ２に１勝４敗だった。ＤＦ昌子、植田、ＭＦ藤井らを獲得。７季ぶりの優勝を目指して大型補強を行ったが、結果が出ない。シーズン前では例のない、サポーターからのブーイングも浴びた。岩政大樹監督（４１）の挽回策はＦＷの知念を左ＭＦ、サイドバックで試してきたＭＦ佐野のアンカー起用。それがサイドの起点、適した距離感を生み出した。

「少し（配置を）変えた方が気分が変わるんじゃないかということもありました。少し賭けになったけど、選手たちがうまくプレーしてくれました」と同監督。Ｊリーグ３０周年の歴史で最多２０冠を獲得した鹿島も、過去６シーズンは国内タイトルなし。苦しい時期を迎えているが、試行錯誤を経て、鹿島は次の３０年も常勝であるために戦い続ける。（内田　知宏）

◆鹿島の１９９３年Ｊリーグ開幕戦　ホームに名古屋を迎え、５―０で圧勝した。ジーコがハットトリック、アルシンドが２得点の活躍。名古屋のエース・リネカーに仕事をさせなかった。ＪＳＬ（日本サッカーリーグ）２部から奇跡のＪリーグ加盟。「お荷物クラブになるのでは」の懸念を払拭する衝撃的な勝利だった。以降、Ｊ１で戦い続け、Ｊ１で８回、ルヴァン杯６回、天皇杯５回、ＡＣＬ１回優勝。他クラブの追随を許さない計２０冠を獲得している。

スポーツ報知より
https://hochi.news/articles/20230218-OHT1T51302.html

昨日は結果的に快勝スコアで開幕戦を飾ることができました。

京都の完成度が低かったことが大きな要因として挙げられると思ってます。

しかし、この結果は次節の川崎戦に向けて大きな影響を与えるのではないかと期待してます。

新戦力ばかり並べてぎこちない新戦術で初戦から躓いて泥沼の連敗スタートというザーゴ時代が記憶に新しいところなので、
昨シーズンに続いて岩政の指揮の下で開幕戦を勝利してホーム開幕戦に挑めるのは大事。
ただ、昨日も書きましたけど、

ゴール前の連携が全然ダメ。

優磨はゲームを作るのではなく、決めることをまず考えて欲しい。

二列目には樋口もピトゥカもいるし、ベンチに入ってなかったけど、他にもゲームを作れる選手はいます。

ベルギーで１７ゴールを挙げた決定力を発揮しないと。

「チャンスが少ないからボールが来たら絶対に常に決めることを集中していた」
と言った発言をベルギー時代にしていましたが、

昨日は藤井のクロスに飛び込むこともできずに見送って天を仰ぐシーンがありました。

あれじゃだめ、エースストライカーとしてしっかりと点を取らないといけません。

またキャプテンとして相手サポの挑発に乗ってイエローを喰らうのも論外。