【2022シーズン】 J1 第19節 柏戦(AWAY)
消耗戦を制し、なんとかアウェー戦で勝ち点3をゲットしました。
まずはスタメンから振り返ってみましょう。
【7/2 柏戦】
スタメン:
GK
クォンスンテ
DF
常本佳吾 キムミンテ 関川郁万 広瀬陸斗
MF
三竿健斗 樋口雄太 安西幸輝 仲間隼斗
FW
土居聖真 鈴木優磨サブ:
GK
沖悠哉
DF
林尚輝
MF
ディエゴピトゥカ 舩橋佑 和泉竜司 アルトゥールカイキ
FW
エヴェラウドhttps://t.co/t3PE6K77CX pic.twitter.com/bLHfBq5Zkx— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) July 2, 2022
上田綺世が移籍して最初の試合となるため、どんなスタメンで来るのかと思ったらこのような感じでしたね。
CBが関川とミンテ
ボランチを樋口と三竿
注目のFWは優磨と土居のコンビでした。
実際は土居はトップ下というか二列目で動いてる感じ?でしたね。
ビックリしたのは右SBが常本はともかくとして、左SBに広瀬、二列目に安西という構成でした。
いじってきましたね。
CBはようやくここで本職のCBコンビの構成になりました。
っていうか、いままで頑なにミンテをボランチで途中から投入するという謎采配でしたが、
今日は本職のCBとして起用してくれました。
くれましたっていうか、そもそもこれが正解だから。
で、いざ試合が始まってみると、これがなかなか機能せず。
というか、柏のスカウティングが優秀なのか、鹿島がやりたいこと潰しに来る感じで、
なかなかシュートまで行けない展開でした。
これは焦れましたね。
攻守が激しく入れ替わるものの、柏の方が決定的チャンスまでもう一歩のところまで来るのに対し、鹿島はそこまで行けない時間が続きました。
スンテの弱点というか癖を研究してるのかCKを直接ゴールにぶち込んで来られてヒヤッとしました。
これは厳しい時間が長かったです。
やはり上田が抜けて、優磨と土居のコンビだとどうしても迫力が不足してしまうなという印象でした。
土居が気負い過ぎて決定的なシーンでドリブルのタッチをミスしたり、なんとも残念な出来というのも大きかったですし、
上田の代わりに優磨が1トップで前線で張っていたため、これまでは一旦中盤まで下がってサイドチェンジや縦パスを入れるなどのチャンスメイクができず、
本当に攻撃が機能しませんでした。
これは大きな課題となりそうです。
ただ、樋口の正確なCKをミンテがマークを外してスルスルっとポイントに入ってゴールを決めることでなんとか優位に試合を進めることができたのは大きかった。
もしこれがなかったら、かなりヤバかったです。
集中力の途切れから武藤にゴールを許したものの、優磨が得たPKをエヴェラウドが豪快に決めることで、柏を突き放し、なんとか蒸し暑い中の消耗戦の決着を付けることができました。
今日の課題は、CBが本職が揃ったとはいえ、リーダーシップが欠如していた感じでした。
三竿がこれまでしっかりと声を出して集中力を高めることができてましたが、
関川とミンテが後半に集中力を欠いた瞬間に、そこを武藤に決められてしまいました。
あそこは本当に勿体なかった。
こういう時、リーダーシップを前面に出せるCBが欲しいなと思ってしまいます。
そうなるべき選手はやっぱり関川でなくはいけないので、
常に声を出し、味方を鼓舞し続けて90分間集中力を保って欲しい。
今日は優磨がエヴェラウドにPKを譲り、それを決めたことで今後はきっとエヴェラウドが復調してくれるはず。
本当に優磨はチームのこと、味方の選手のことをよく考えてる。
上田がいなくなってしまいましたが、優磨とエヴェラウドで今後は爆発的なゴールラッシュを期待してます。
心配なのは土居。
頑張って欲しいね。キャプテンになったのにレギュラーを掴めず、今日のようなミスが続くのは見ててとても辛いです。
性格的に優磨や小笠原満男のようなプレイはできないのかもしれませんが、
試合をコントロールしてチームを勝たせる選手になって欲しい。
とにかく今日はこの気候の中で敵地で勝てたことでとにかく満足。
しっかりと体を休めて、次の試合までに今日の課題を解決してくれることをレネ将に期待しています。