荒木遼太郎の欧州挑戦のベストなタイミングは
サッカーダイジェストで「鹿島の“新10番”荒木遼太郎はすぐにでも欧州挑戦すべきか――。ベストなタイミングは?」というコラムが掲載されていますね。
昨シーズンのヤングプレイヤー賞受賞と鹿島アントラーズの新10番ということで注目を浴びている荒木ですので
当然ながら海外からも注目されている模様です。
いずれは海外に行くことになるというのは覚悟してはいますよ。
一年目から活躍しまくって才能が別格であることを証明してますからね。
でも、海外に行くのはいつにすべきかというのは非常に難しい問題。
このサッカーダイジェストの記事では、「今ではない」という結論とその理由を丁寧に綴っています。
W杯もあるし、五輪代表チームのこともあるし、今夏は避けた方がいいのではないか、ということですね。
いや、そうなんだけどさ。
でも、それだけじゃないんだよ。
今夏の移籍は避けるべきだという結論には大いに賛同するんですけど、
そう考える理由はそれだけじゃないんです。
荒木は鹿島アントラーズの10を自ら希望して今季から背負うことになったんですよ。
ジーコ背負い、チームを勝たせることでその価値を作り上げて来た偉大な背番号。
どんなオファーが来たとしても、シーズンを全うしてタイトルを獲る義務があると思います。
だって、自分からこの背番号を希望したわけですからね。
シーズン半ばで捨てることは許されない。
そして荒木もそれを覚悟の上で着けていると信じています。
鹿島アントラーズを海外へのステップアップの踏み台程度にしか考えてないような選手ではないはず。
もちろん大好きな選手だから仮に海外に行ったとしても活躍を期待するし、応援するつもりではいます。
でも、今じゃない。
10を背負った以上はシーズンを共に戦い、そして共に歓喜を味わいたい。