天皇杯3回戦 栃木SCの感想
なんとも難しい試合となりました。
スタメンを振り返って、感想を書いて行きますね。
【7/7 栃木SC戦】
スタメン:
GK
沖悠哉
DF
常本佳吾 林尚輝 犬飼智也 杉岡大暉
MF
レオシルバ ディエゴピトゥカ 和泉竜司 白崎凌兵
FW
土居聖真 エヴェラウドサブ:
GK
早川友基
DF
関川郁万
MF
小泉慶 三竿健斗 ファンアラーノ 松村優太 アルトゥールカイキ試合速報:https://t.co/NayOE6lhRI pic.twitter.com/7PhweyZmrz
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) July 7, 2021
どうしても相馬監督はレオシルバとピトゥカをセットで起用したいらしいです。
あと、荒木と永戸の出番が減っている気がしますが、
なんでしょうか、序列が変わったのでしょうか。
それはさておき、試合についてですが、
いやあ、本当にどうなることかと思いましたよ。
スコアだけ見れば快勝ですし、余裕勝ちって感じですが、
エヴェラウドの先制ゴールまではマジでしょっぱい試合内容でした。
相手のハイプレスの裏を突こうとロングボールを多用する戦術を取っていたのですが
これが全然ダメ。
鹿島アントラーズはそういう戦い方は得意じゃないっていうか、そんなチームじゃないのですよ。
二列目を飛ばしてしまうことで、呼吸が合わず自分たちの形が作れませんでした。
前線でエヴェラウドがイライラしてしまい、ラフプレーでイエローを貰ってしまう始末。
選手個人の能力が高いのですから、普通に戦っても点が取れるんじゃないかと思いました。
徐々に自分たちのペースは握れるんですけど、杉岡のスルーパスに代表されるように精度が本当に低かった。
リーグ戦で快勝した勢いはどこにも無く、シュートも全然打てなかったので
マジで自滅するパターンでした。
が、自滅したのは栃木でした。
選手交代で3枚替えをしたり、守備が非常に効いていたボランチも替えたことで、
流れが一気に鹿島に傾きました。
選手交代まで上手く戦えていた栃木でしたが、バランスが崩れたのか守備に隙が生まれ始めました。
エヴェラウドの先制ゴールが決まり、
さらにカイキの粘りからエヴェラウドの追加点が決まり
87分から交代出場した三竿のスルーパスで抜け出したピトゥカのアシストでカイキがトドメを刺してくれました。
いやあ、マジで危ない試合でした。
このままPK戦までもつれるんじゃないかと思いしたよ。
J1が下のカテゴリーのチームに敗ける時によく見かけるPK戦での敗退は絶対に避けたかったので
常本の正確なクロスをエヴェラウドが完璧なヘディングシュートでゴールネットを揺らした時は歓喜よりも安堵の溜息が出ちゃいました。
本当に良かった。
今日の苦戦は戦法にありですね。
特別なことをしようという意識が強過ぎて、そればかりになってました。
あれではリズムができないです。
和泉と白崎がいるのだから、2人の力でも十分崩せたんじゃないかと思います。
現場でそれを判断できる選手がいないのがやっぱり痛い。
監督の指示はもちろん聞かなくてはいけないけど、現場で微調整できる選手がいないとこういう時に苦しいです。
3-0という快勝スコアに油断することなく、今日の試合をしっかり分析して欲しいです。
とはいえ、勝てて良かった。
そしてカイキのJ初ゴールは嬉しかった。
これまで輝くことができてませんでしたが、今日の活躍を機にカイキには覚醒して貰いたいものです。