一晩経過後のルヴァン杯 福岡戦の感想
【鹿島】圧巻5発大勝、セットプレーから3点!MOMは負傷から復活2得点のストライカー
◆ルヴァン杯▽1次リーグ第2節 福岡1―5鹿島(27日・ベスト電器スタジアム)
鹿島は5―1で福岡に圧勝した。負傷から復帰後初先発となったFW上田綺世がCKをニアで合わせて先制すると、前半28分には再びCKからMF荒木遼太郎がボレーシュートをたたき込み追加点。同35分には上田が強烈なシュートを突き刺して試合を決定づけた。
後半にはスルーパスに抜け出したFWエヴェラウドが角度のないところからネットを揺らし、途中出場のMF広瀬陸斗もFKからゴールをマーク。1点は与えたものの、試合内容でも相手を圧倒して大会2連勝とした。
採点と寸評は以下の通り。
ザーゴ監督【6・5】選手個々の長所が際立つ。失点は頂けないが。リーグ戦の借りはリーグ戦で
GKクォンスンテ【6・0】今季初出場。勝ったことに意味がある。失点場面はノーチャンス
DF常本佳吾【6・0】可能性感じる90分。一歩目を出す判断が他選手より速く、攻守両面で余計にスピーディーに感じられる
DF犬飼智也【6・0】キャプテンとしてプレー。出場時間は無失点、ピンチもほぼなし。左腕の腕章も似合っていた。ワン将
DF関川郁万【5・5】失点には直接関与せずも、我慢の時間帯で我慢したかった。やっぱり三国は苦手そう
DF永戸勝也【7・0】ゴールが生まれた3本のセットプレーは全て彼が獲得。うち1本はキッカーとして上田の頭に合わせアシストマーク
MF舩橋佑【6・5】意表を突くCKでアシスト。ミスもあったが、その後の素早い切り替えの方が目立った。落ち着いてはいるが、決して控えめではない
MFレオシルバ【6・5】スルーパスでアシスト。ミスもあったが、その後の素早い切り替えの方が目立った。落ち着いてはいないが、決して慌ててはいない
MF荒木遼太郎【6・5】下がりながらの圧巻ボレーで追加点。絶好調の勢いが、GKの股の下をくぐらせた
MF白崎凌兵【6・5】白崎―安西ライン時もそうだったが、縦関係を組むSBの推進力・可動域・潜在能力を引き出す力がある
FWエヴェラウド【7・0】角度のないところから左足でパサッと揺らす追加点。交代でピッチを離れる時のお辞儀の角度はペッコリ90度
FW上田綺世【7・0】柔と剛の合わせ技で2得点。そのまま福岡に残ってもらって、強豪アルゼンチン相手のプレーも見てみたいものです。MOM
MF遠藤康【6・0】後半18分IN。時間帯もあって中4枚、しかもそのうち1人は広瀬の状況のFKで、ピンポイント・お見事・そこ狙うか普通キックで広瀬弾アシスト
MF広瀬陸斗【6・0】後半18分IN。右のMFで出場。オプションのテストだったか。FKを頭で沈めて追加点
MF松村優太【5・5】後半18分IN。1点差リードの展開であのプレーなら及第点だが。もっと破天荒でいい
DF林尚輝【6・0】後半25分IN。プロデビュー戦。前への強さは感じた
FW染野唯月【6・0】後半26分IN。積極性、貪欲性を見せてシュート2本
谷本涼主審【6・5】文明の利器いらずの的確ジャッジング
※平均5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ
スポーツ報知より
https://hochi.news/articles/20210328-OHT1T50017.html
圧勝だったこともあり、軒並み高評価ですね。
その中でも関川と松村がやや物足りなさが残りました。
関川については言わずもがなですが、
松村についてももっと自分の存在を前面に出していいんじゃないかと思います。
ドリブラーなんですから、アタッキングゾーンでどんどん勝負することで存在価値を示して欲しい。
本山雅志もグイグイ勝負して存在価値を証明したことで10を背負う選手になったわけですしね。
ところで、改めて思いました。
アラーノが居ない方が強い気がする。
(個人の見解です)
いない時の方が荒木が輝くし、
白崎がSBのオーバーラップを促してくれるし
ましてや、チームとして5点も取れてしまうし。
不在時の方がチームが上手く回ってる気がしてしまいます。
(個人の見解です)
運動量、スプリント回数は素晴らしいけど、
彼がいることで攻撃が噛み合わないシーンも多いんですよね。
2列目はそもそもタレントが豊富なので、
アラーノを使うぐらいならば、須藤や松村をもっと見たいと思う。
とは言っても、ザーゴはアラーノがお気に入りなので、
リーグ戦では起用しそうですよね。。
鹿島が今後のリーグ戦を勝ち進んでいくには、アラーノが出場しても安定して勝てるかどうかがポイントになるような気がします。
4月以降にカイキとピトゥカも合流すると思われるので、
いろいろと序列が変化しそうな気もしますけど、
アラーノの起用方法とアラーノがどのように機能するかを注視したいと思います。